【感想・ネタバレ】「みんなの学校」が教えてくれたこと~学び合いと育ち合いを見届けた3290日~のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年03月22日

《2020.3.22》
三連休時間がゆっくりあったので再読。
やっぱりいいなぁ、これだなぁって実感する。

「子どものありのままの質を高める。」
子どもたち一人ひとりは力がある存在と本気で思えるからこそ
らしさを追求する。
力を高めるのではなくて、ありのままの質を高める。
その子がその子らしくその場...続きを読むにおれるって
どれだけ尊いことか。
この当たり前のことがなかなかできていないと反省。

木村先生のやり直しをいとわず、自分の気持ちに嘘をつかず
正直に生きるその姿勢こそが
周りの人に大きな影響を与えてるなぁって。
影響力与えようなんて思ってなくて
子どもから学ぶ、自分が変わることを貫いてることが
本当にすごい。

学ぶことが多すぎる‼️
本から伝わる学校の空気がすごく好き。


《7.25 再読》
子どもと関わる上でいかに対等でなく
上からの指示で子どもを動かそうとしていたかと
自分を振り返る。

一番大事なのは
「子どもの声を聴くこと」という言葉。
声っていうのは言葉だけじゃなくて
行動、表情、しぐさとかすべてを含むのではないか。
それを大人として聴こうとしてるか、理解しようとしてるか。
目に見える事実だけじゃなくて、子どもの想いをつかもうとしてるか。

んー、これから何回も読みたいと思える本

《2021.5.8 再読》
木村先生の他者への信頼の姿勢が貫かれてる。
他者とは子どもだけでなく、大人である。
対話ができるのも、問いかけられるのも、
通訳できるのも、本音を語れるのも
すべて“信頼”という言葉に凝縮されるように思う。

「人に信頼してほしかったら自分がまず人を信頼せなあかんやろ?」
って言葉が本を読み終わった後に聞こえてくるぐらい。

信頼は尊重にも置き換えられるかもしれないけど
なんやろうなー
読んでて大笑いできるし、大真面目に考えられるし
スカッとする。

『2022.2.20再読』
何回読んでも面白い!
子どもがいっつも本音なのはやっぱり安心してるから。
木村先生が本音を語るから。
対等に関わろうとしているから。
そんな空気やったらどれだけでも自分が出せて
本当にいきいきできるやろうなぁと思う。

大空小学校いいなぁじゃなくて
いつでも自分には大空と一緒の空気をつくれるチャンスがある。
結局するか、しないか。
すべて自分次第。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年02月26日

まず映画を見ました。
通常の配給は終わっていて、御茶ノ水の自主上映会の日にその場所にいた、という偶然が引き合わせてくれた素晴らしいドキュメンタリー映画でした。
上映場所で売られていた3種類の本から、一番映画のストーリーに近いということでこれを購入。
その通り、この本を読むと映画の登場人物たちの顔と声...続きを読むで台詞が再生されるようでした。
「みんなの学校」は、特別支援を必要とする子供に居場所を作る、それも普通学級に、という面が強調されすぎてしまっているのかもしれません。
私はもっと普遍的なこと、違いを認める、違いを受け止めるとはどういうことか、居場所を作るということはどういうことか、ということを教わりました。そして、アドラー心理学ではありませんが、どんな子も向上心を持っていること、「なぜ」じゃなくて「どうやって」を考えることが大事なんだとわかりました。

「こういう先生がいたら」とか「こういう学校だったら」という受け取り方はもったいない。確かに木村先生だからできたことだし、木村先生だからこそ「公立校だからこそ」と言えるんだとは思います。
でも、一人でも多くの人がこの映画を見て、「自分もこういう学校にしたい」って思えば、木村先生じゃなくても変えることはできるんじゃないかと。
同じ方向に歩いていくためにこそこの映画・本の価値があるんだと思います。
すばらしい映画、本す。

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Posted by ブクログ 2019年01月05日

子どもたちは自分たちで整列する力を持っているのに、教師が手を出してしまうから、子どもは教師がやってくれると思って責任を放棄してしまう。「その子を排除することは、かけがえのない学びを捨てるのといっしょ」という言葉は、これからのすべての学校が肝に銘じないといけない。

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