【感想・ネタバレ】病める狐 上のレビュー

あらすじ

ドーセットにあるさびれた小村、シェンステッドでは、不穏の種がひそかに植えつけられていた。何者かによる動物の虐殺、数ヵ月前に起きた村の老婦人の不審死に対してささやかれる噂、村の一角にある〈雑木林〉を占拠した移動生活者(トラヴェラー)の一団。それらの背後には、フォックス・イーヴルと名乗る謎の男の影があった。人々の緊張は静かに高まりつづけ、そしてついにクリスマスの翌日、ひとりの訪問者が村を訪れたときに、事態は予想外の形で大きく動きだす……。現代英国ミステリの女王ウォルターズが、圧倒的な筆力で書きあげた、CWA最優秀長編賞受賞作。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

「氷の家」と同じ作者だったので。

養女に出された孫娘と祖父、死んだ祖母。
トラヴェラーの人々と「フォックス」仕切るその計画。
農園をめぐって高まる緊張。

面白かったけど、もっと主人公の孫娘に活躍してほしかったのに、
予想外に祖父の弁護士が活躍していた。
それと、目的は農園の乗っ取りかと思っていたのに、盗みだったとは。
フォックスの連続殺人の扱いも軽くてがっかり。

(下巻へ続く)

0
2018年05月05日

シリーズ作品レビュー

「小説」ランキング