あらすじ
かつての自由が丘は、今の蔵前、北千住、人形町、清澄白河? 家賃が高くても都心に住む人々はどんなメリットを見出しているのか? かつての人気の街はなぜ衰退したのか? どこに住むかの重要性がかつてなく高まっている時代の都市暮らしの最新ルールを探る。
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家探しは人生である
東京に住むならどこがいい?
そんな内容ではありません。
人は人を求め寄り添って生きていくのです。そんな究極の形であるのが東京という都市なのです。昨今の田舎ブームも以前に比べたら数倍の盛り上がりを見せているのでしょうが、如何せんもとの数字から見ると小さく、移住人口全体から見ると都市への人口流入は拡大しているのはメディアによる印象付けによるものとわかります。
縮小の時代に生きる我々はいかに住み生きていくのか?そんなことを考えさせてくれる本です。
Posted by ブクログ
「田舎者が書いた都市生活の礼賛本」(あとがき)である本書を、地方出身者としては(一方的視点ではあるが)楽しく読めた。
一例として、現在の豊洲~辰巳周辺の格差問題なんか、ちょっと歩くだけで一目瞭然だが、本書を下敷きに見るとまた理解が深まり、このタイミングで読めてよかったと思う。