あらすじ
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夏休みに、さかあがりの宿題がでた。友達のさとしと一緒にさかあがりの練習をしたけれど、一度もできなくてさとしに八つ当たりしてしまった。もうさかあがりなんて、どうでもいいやって思った。練習なんかするもんかって思った。次の日、友達がプールに行こうと誘ってくれたけど、行かなかった。お父さんが心配して「さかあがりはできた?」と聞いてきたけど、適当に答えることしかできなかった。でも、心のどこかでずっとさかあがりのことが気になっていた。さかあがりなんてどうでもいいはずなのに、気がついたらぼくは公園に向かって走っていた。公園のてつぼうを見て、もう一度さかあがりの練習をしようと思った。すると、そこにさとしが来てくれた。さとしのお兄ちゃんから言われたコツを頭に入れながら、必死に何度も何度も地面をけって練習をした。すると、重かったおしりがすっと軽くなって……。努力することの大切さを描いた幼年童話。
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Posted by ブクログ
私も逆上がりが出来ないです。でも最初は練習していたけれど、今はもう練習していないから逆上がりが出来ません。でも、この本を読んでまた練習する気になりました。
Posted by ブクログ
最後はうるっときてしまいました。がんばったね!って一緒になってその場にいるような気持ちになりました。わが子と重ねて読みました。がんばる気持ちと友だちを思う気持ち、家族の気持ち、とってもよい本当出会ったと思います。
Posted by ブクログ
夏休みの間に逆上がりをできるようにする!と頑張る主人公。なかなか出来なくて、応援してくれている友達と気まずくなったり、諦めそうになったりするけど、最後にはお父さんの助けもあり成功する。
内容は良かったが、文章が言い切りの「~た。」が多い気がして、読み聞かせしながらちょっとクセを感じた。
Posted by ブクログ
「さかあがりができない子は、夏休みのしゅくだいにする」
ゆうたは逆上がりができない。他のスポーツはなんだって得意なのに、逆上がりはできない。
でも、夏休みの終わり、逆上がりの宿題を思い出して頑張って練習する。
友達のさとしが練習につきあってくれた。けど、失敗ばかりのゆうたは、ついつい、さとしに文句を言ってあたってしまう。泣けた。あきらめかけた。手も豆だらけだ。
でも、また頑張ってみようと練習する。
がんばる主人公に、友達のさとしやお父さんと一緒にエールを贈りたくなる。