【感想・ネタバレ】本物のデータ分析力が身に付く本のレビュー

あらすじ

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本書は読者自身がデータを使って、新たな課題に答えを出せる人材になるための支援ツールです。書き込み式の演習(ワーク)を通して、本物のデータ分析力を自習できるようにしています。
データ分析が難しいのは決まった手順がないからです。そのつど、やり方を自分で考えなければなりません。すると「言われなければ気づきにくい落とし穴」にはまりやすいのです。データ分析のせいで、かえって意思決定を誤り、企業や組織に損失を与えかねません。このように、落とし穴が多い仕事でありながら、「データ分析はこうやるんだ」と教えてくれる先輩や上司は少ないのが実情でしょう。本書はそれを解決するワークブックです。データ分析の悩みを演習を通して解消し、落とし穴を避け、「鉄則」を身に付けていきます。
本書の鉄則はどんな業種・業態の人にも役立つ汎用的なものです。これらは大阪ガスのデータ分析専門部隊(ビジネスアナリシスセンター)が20年近くかけて積み上げてきたノウハウが基になっています。小難しい理屈はかみ砕き、必要最小限の知識で効果を出せるワークをふんだんに盛り込みました。特別な統計ソフトは必要ありません。ワークは紙とエクセルでできるものばかりです。読者は自分自身で手を動かし、体でデータ分析を覚えていきます。
5人の著者はこの本を基に2日間のワークショップを、全国約1500人に対して提供してきた実績があります。本書は約10万円のセミナーとほぼ同じ内容を、いつでもどこでも読者自身のペースで体験できるようにしたものなのです。引用している図の大半は、セミナーで実際に用いているスライドそのものです。

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Posted by ブクログ

データ分析(統計学)を通じてビジネス課題を解決するためのワークブック

プロローグ
 データ分析にあたっての大切な心構えについて書いてある。
1章 データ分析を設計する
 データ分析をする前にやっておかなければならない問題領域の設定、評価軸の決め方を説明してある。
2章 データを事前にチエックする
 データの性質を知りクレンジングする
3章 分析方法を選ぶ
 データの特性を表現する代表値(平均値、中央値、最頻値)の説明、平均値ばっかりではダメです。
 クロス集計でデータ群を分ける
4章 ケース実習「新商品の配置問題」
 ワーク問題 いままで習ったことで課題を解く
5章 標準偏差を使おう
 標準偏差の基礎概念とエクセルを用いた計算の仕方。
6章 グループ間の差の確からしさを検証する
 2つのグループ同士の平均値に差異(有益な違い?)が認められるかをp値で判断する
7章 分析結果の受け止め方と伝え方
 データ分析の結果だけに囚われずに冷静になって判断すること
 たぶん一番難しい

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2019年02月10日

購入済み

分かりやすい!

一から丁寧に説明されていて、分かりやすい。データ分析を改めて理解し直せた感覚を持った。実際にデータ分析を行う方だけでなく、分析の報告を受ける立場の方にもオススメしたい。

#タメになる

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2021年11月04日

Posted by ブクログ

データ分析初学者向けのワークショップ講義内容をほぼそのまま書籍化したど思われる。図表なども使用したパワーポイントやエクセル画面をそのまま貼り付けなので、書籍としてはところどころ読みにくい。一部エクセルの関数等の説明だったり、差の分析ツールなど中身を理解させないまま進む難点もある。
ただ講義を受けるコストを考えると、この一冊で簡単に手を動かしながら一連の作業を体験できるのでメリットはあるかな。(面倒なところはちょっとさぼったが)。
詳しいことはまた別途勉強が必要。

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2021年09月20日

Posted by ブクログ

書籍サイズと図解の古めかしさが気になるが、データ分析手法そのものではなく、分析の”前後”の手法に着目した書籍。
ワークを解くことまでしっかりするべきだか、それをやると読むのにかなり時間はかかる。

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2020年04月27日

Posted by ブクログ

・講座を聞いているような展開で、2時間くらいで終えられるのが良い。
・手を動かすよりも頭を動かす、という当たり前の点が学べる。
・意外に思考の癖があるなと思ったので、人の型に併せて考えてみる、という体験には良い。

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2020年02月29日

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