【感想・ネタバレ】コネクト 5のレビュー

あらすじ

もがきながらも、プロとしての実績を着実に積んでいく和奏。そんななか、ついに藤尾藤子の漫画連載がスタートする。その作品「君の待つ世界」はあっという間に話題になり早くも映像化の打診が舞い込んでくる。その主題歌担当には田中奏多が挙げられていて――。“いつか漫画が映像化されたら、その主題歌を作る”。藤子との約束を果たすために頑張ってきた和奏だが、どうすることもできないまま…。音楽と物語が、人と人を、夢と夢を繋いでいく青春×アニソンストーリー第5巻!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

後書きを読む限り、次の巻で完結なのかな?それもあってか恋愛関係がかなり動いていた印象
和奏と手を繋いだことで関係性を意識し始めた藤尾、そんな二人を見て穏やかじゃない花音、そして表紙にもなっているあの女性が……!
特に花音と和奏についてはあの1ページ丸々使った決め台詞のシーンはとてもヤバかった……!あれは完全に個別ルート突入の分岐点としか思えなかったよ!

期待されていなかったユニットCの曲については、まあ予定調和というか何というか。これまでも様々な難題をクリアして人気曲を作ってきた和奏なのだから、下手な曲は作らないだろうと予想していたからそれ程驚きはなく
むしろ和奏の兄貴が和奏に対してライバル意識を持っていた点の方が驚きだったか。兄弟、姉妹のいさかいがこの話の主題だったのね。このライバル意識が次の巻でどのような影響を持ってくるのかな?

ただ、何よりも驚きだったのが藤尾の作品が映像化決定したことか。少女漫画は映像化決定のタイミングが他のジャンルに比べて早い印象はあるけど、第一話掲載の数日後に映像化決定ってかなり普通じゃない
その誰から見ても早すぎる展開は普通なら喜ぶところだけど、あの約束があるがために単純に喜べない面々が。

ここからストレートに和奏と奏多の対立構造に映るのではなく、間にリカを挟んだ上で和奏の講堂の問題点やそれぞれの立場、和奏の想いを説明させる構図は良いなぁ
まあ、それだけにその後のラブホ直行は完全に予想外だったけどね!これでもう少し和奏に度胸というか据え膳喰う勇気があったならどうなっていたことやら

和奏と奏多の対立が決定的だが、既にプロとして活動し更には企画段階で指名の入っていた奏多が圧倒的有利な状況。和奏はどうやってこの不利な状況をひっくり返すのだろうか?
そしてそれぞれの恋模様はどうなるのかな?

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2018年07月21日

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