あらすじ
「殺し屋のお前を、容易く快楽に溺れるような淫らな奴隷に躾けてやる」。元外国人部隊の精鋭、酒井祥貴は、家族を殺された恨みをはらすため、投資会社を経営する長殿俊臣の暗殺を謀る。しかし、その命を奪うことはできず、逆に捕えられてしまった。闇社会とも精通していると噂される長殿の会社に監禁され、拷問を受けても口を割らない祥貴に、ついには長殿自らの手で「凌辱拷問』が施され…。大手企業の社長室で、淫らに飼われることになった祥貴の運命は―…。憎しみと快楽の中で生まれるハードコアラブ。
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Posted by ブクログ
部分的には良かった。全体通すと気になるところが多いかな。
前半の、殺しに行ったもののあっさり捕まり監禁調教というのはやっぱりエロくて好きな設定。
一方、ストーリーとしてはサスペンス要素も入ってていいんだけど、あまりに犯人が分かりやすすぎるし、盲信して海外に行っちゃう主人公がちょっとバカでかわいそう。
解決後、急に甘々になる関係性も、いつの間にどうして?と思ってしまった。
でも、バーバラ先生のエロはやっぱりとてもいいんだよねー。
Posted by ブクログ
酒井祥貴は幼い頃に両親と姉をひどい殺され方で殺され、その復讐を果たすためだけに、はるばるフランスまで渡り、傭兵部隊へと入り、訓練を積み、憎っき家族の敵に復讐するためだけに、日本に戻ってきた。
復讐の相手は「長殿俊臣」。
祥貴の父の死後、祥貴の父が経営していた会社をのっとり、裏にも表にも通じ、好き放題している男だった。
祥貴はそんな相手の隙を狙い、命を奪おうと試みるも、相手の思わぬ反撃に遭い、それを果たせなかった。
それどころか、逆に相手に捕らえられ、拷問されることになってしまう。
祥貴は長殿の部下たちに、拷問を受けることになるが、どんないひどい拷問を行われても、祥貴は決して自分の背後にいる人間について口を割ろうとはしなかった。
それもそのはず、祥貴の背後に祥貴に殺しを指示したものなど誰もおらず、あくまでも祥貴自身の意思で長殿を殺そうとしたのである。むしろ祥貴としては、自分がかつて長殿が殺した一家の生き残りである、と知れることの方が問題であったのだ。
そうして祥貴が口を開かずにいると、ついには長殿自らの手で『陵辱拷問』が行われることになってしまう。
それでも決して屈服することのない祥貴に長殿は興味を持ち、祥貴も次第に長殿が口にする言葉に、自分の家族を殺した犯人が長殿ではない気がしてきて……
という話でした。
えーっと、この作者さんらしい監禁陵辱描写で、監禁陵辱が大好物の人にはたまらない作品なんじゃないかと思います。
同じ作者さんの作品とはいえ、時々「あれ?」という方向に行くことはあるんですが、これは憎しみ合う二人が、あくまでも「手段」として身体をつなげる話……なので、こゆーいどろどろな監禁陵辱モノとしては文句なし! です。
その代わり、その手のものとしてはベタベタですけどね。
なので、逆にあまあまとか、キュンキュンを求める人にはオススメできない作品ですね。
濃いぃ作品を求める人はぜひ、遠慮なく目を通してください。