あらすじ
システムの開発と運用を一体化するDevOpsの実態とその在り方を、ソフトウェア・アーキテクチャの面から詳述した解説書です。
DevOpsは、システムの開発と運用が密に連携して、運用側が要求する新機能や改修などを開発する手法や概念を指します。開発部門と運用部門、および品質管理部門が密に連携することによって、大規模な開発を長期間かけてリリースするのではなく、小規模な開発とリリースを繰り返すようにします。これにより、変更によるリスクを下げ、安定性を保ちながら、ユーザーに新しいサービスを次々とリリースすることが可能となります。特に、アジャイル開発やこまめなリリースを繰り返すウェブ・システムに適用できます。
本書では、DevOpsに適した以下のソフトウェア・アーキテクチャやツールが挙げられています。
●マイクロサービスアーキテクチャ
●AmazonやAtlassianなどのツールを使ったケーススタディ
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Posted by ブクログ
2016年出版(原書はもっと古い)なだけあり、コンテナアプリケーションの開発で盛り上がっている現在では、内容が少し古い
ただ、考え方の原理原則は転用が効くので、そこはしっかりと学ぶべき
Posted by ブクログ
前半のdevopsの原理原則は、どの本よりもしっくりきた説明だったように思います。
後半は私には難解でした。いつどの場面で役に立つ知識なのか、自身の業務で役立つイメージできず、読むこと自体断念しました。
また古い本なので仕方が無いですが、出てくるツールは現在のベストプラクティスからするとやや古く、違和感を感じながら読む場面が幾度かありました。