あらすじ
大人切ないタイムスリップ号泣ストーリー。
私は、何度か過去に戻ったことがある--。雑誌のインタビューで出会った初老の官能小説家が話し始めた内容は、想像を絶するものだった。
これは、夢か、現実か、それとも彼の戯言なのか?
雑誌のライター・冨谷啓太(通称・タニケー)は、自分が担当する「オールド・タレント」というインタビュー連載に、なんとなく訳ありのある人物を取材するよう依頼される。取材相手は、佐々田順という官能小説家で、20年前に9作の小説を世に出した後は、すっかり鳴りを潜めていた。
カメラマンの野田奈々と、その初老男性の取材を終えたタニケーは、ひょんなことから佐々田のとんでもなく長い話を聞くことになる。
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Posted by ブクログ
なんとも読後感の爽やかな本でした。
分類するならば恋愛小説?個人的には、ハズレたときのゲッソリ感が比較的高いジャンルなのであまり手を出さなかったのですが、これはアタリかな?
短いながらも、スッキリとしててきちんとまとまっている印象です。
ややネタバレですが
タイムスリップというかパラレルワールドなのかな?
ひとつは悲しい運命の必然的な流れ、ひとつはその流れに逆らう。ひとつとひとつはお互いを助け合い、それぞれの最善へ落ち着く。読み進めていって真相の部分にたどり着くと、 中盤からやや予想がついていたとしても、心地よい鳥肌がたってしまいました。
たた、表紙と内容にちょっぴりギャップを感じる。猫は必須だけど、佐々田さんの部屋の全景にひっそり猫がいるイメージだなぁ。