【感想・ネタバレ】ゴールドフィンチ 4のレビュー

あらすじ

テオは全てを置き去りにして、ラスベガス時代の悪友・ボリスとともにアムステルダムへと飛んだ。そして終幕へ――「ドナ・タートは、並外れた物語を生み出した」(スティーヴン・キング)。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の読んだ小説の中で心に残るものベストテンに入る物語だった。主人公のテオを中心に、複雑で運命的な人間関係が織りなされ、その隣で絵画を巡るドラマチックな謎が並走する。
テオとボリス、テオとボービー、この二組の関係性があまりにも好きだったし、特にテオとボリスの狂乱に満ちたベガスから寒々しいニューヨークを経てオランダでのターニングポイントをすぎて少しずつ関係性が変化していく様子が心に残る。人生とは、生きるとは、友情とは愛情とは芸術とは、それらに対する作者の疑問と回答が丹念に丹念に練り上げられた最高作品。4巻が全く長くなく、むしろあっけなく終わってしまって呆然とするくらい面白かった。何度も何度も読み返すものになるに違いない。

0
2024年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全ての出来事には意味がある(と思える日が来るかもしれない)という話。
主人公がずっと絵を手元に置いておきたかったのは、幸せだった最後の瞬間の思い出だったからなんだろうな。

0
2023年04月10日

「小説」ランキング