あらすじ
骨董店『青嵐』の主人・池端伊織は、魔を祓う手──いわゆる物についた邪念を祓う浄化能力の持ち主。ときたま店に持ち込まれる品を浄化しては具合が悪くなるが、2年ほど前から共に暮らすようになった居候の水虎(命名=たま)のおかげで、それは長引かなくなった。普通とはいえないが、優しく穏やかで満ち足りた日々。だがそれは、ある日突然終わりを告げた。逆上した客に、伊織が刺殺されたことによって。──伊織っ、伊織っ……!? 死、ぬな……死ぬな、死ぬな!! こんな運命、認めない!! この世とあの世を行き来する命がけの奪還劇!!
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たま玉
お祖父さんの方から読みまして、あの場面はこうだったんだぁ、伊織さんこんな事されちゃってたんだって、かなり衝撃でした。
でも、伊織さんかなりビッチだったのねぇ……大好物大好きです
Posted by ブクログ
高岡ミズミ氏は私にとって当たり外れがあり、いつもドキドキしながら買っています。w
今回は表紙買い。斑目ヒロ氏のコミック好きなのはモチロンですが、この方のイラストは色が美しくて特に好きです。表紙の水虎のもふもふ感が素敵で、伊織の色っぽさがまさに滴るようで、この二人なら内容がアレでもオッケーだわ、と買いました。高岡さん、ごめんなさい。ww
内容は突っ込みどころはそりゃいくつも有ったけれど、水虎の、自分より伊織が超大切という口にしない想いも健気だし、伊織の諦めない、しつこい!水虎への想い(300年愛と言っていいでしょう)が通じるまでの根性も大好きです。ということで、表紙の素晴らしさと二人の愛に☆4つです。
300年も間に立って世話を焼いてくれた篁さんご苦労様でした!
それから、タイトルはむしろ「黄泉比良坂」でしょうよ。もちろんイザナミを見捨てたイザナギと違って一度も逃げなかった伊織はイザナギよりエライよ!www
Posted by ブクログ
タイトルと表紙絵買い。
もう少し中身が濃いのかな~と思っていたけど、そうでもなかった。
痛々しい場面とかも多いし、その世界を目の当たりにしたことがない(当たり前だけど)から、想像し難い部分はあるものの、主人公たちの愛の深さは十分に伝わってくるし、黄泉の世界を統べる存在の人的な部分も相まっていていいお話にはなっていると思う。
というか、たまが欲しい。