【感想・ネタバレ】世界を動かす巨人たち<政治家編>のレビュー

あらすじ

多くの無名の人たちによって、歴史は創られる。しかし時に、極めて個性的で力のある人物が、その行く先を大きく変えることがある。本書では、まさに現代史の主要登場人物とでもいうべき6人の政治家を取り上げた。ロシアのプーチン、ドイツのメルケル、アメリカのヒラリー、中国の習近平、トルコのエルドアン、イランのハメネイ。彼らの思想と行動を理解することなく、今を語ることは不可能である。超人気ジャーナリストによる待望の新シリーズ第1弾。世界を動かす巨大な「個人」に肉薄する!【目次】はじめに/第一章 東西対立を再燃させる男 ウラジーミル・プーチン/第二章 第二の「鉄の女」 アンゲラ・メルケル/第三章 アメリカ初の女性大統領をめざす ヒラリー・クリントン/第四章 第二の「毛沢東」か 習近平/第五章 独裁者化するレジェップ・タイイップ・エルドアン/第六章 イランの「最高指導者」 アリー・ハメネイ/権力に魅入られた実力者たち――あとがきに代えて/主要参考文献/関連年表

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世界を動かす巨人として「ロシアのプーチン」「ドイツのメルケル」「アメリカのクリントン」「中国の習近平」「トルコのエルドアン」「イランのハメネイ」の6人を取り上げ、それぞれの生い立ちから現在の政策の方向性までを、ポイントを絞りながら平易に書き上げた本。
それぞれに凄い修羅場をくぐり抜けてきたからこその底知れぬ胆力で国内をまとめ上げ、覇権をかけた新たな一手を繰り出そうとしている。世界は一見平和に見えて、各々が暗に陽にしのぎを削り合ってるのが実状なんだろうな。
これだけの巨人を相手に日本は闘っていけるのだろうか。

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2016年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界の歴史を大きく動かしつつある人物の思想と行動に迫り、世界の今後を読み解こうとするシリーズ第1弾。今回取り上げられているのは、プーチン、メルケル、ヒラリー、習近平、エルドアン、ハメネイの6人の政治家。それぞれの生い立ちなどは知らないことも多く、勉強になった。ロシア、中国、トルコ…、独裁色を強める国の多いこと。民主主義は勝利したんじゃなかったのか。習近平の弟が習遠平という豆知識にニヤリ。兄弟そろって美人歌手と結婚とはね。

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2016年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2016年、32冊目です。

池上さんの「知らないと恥をかく」シリーズからスピンアウトした作品だと思います。これは政治家編だから、世界に影響を与えた政治家(という視点)は、まだまだたくさんいるから、これもシリーズしていく気が満々だと思いますが、それは出版社や編集者の思惑なのでしょうね。ちなみに、日本の政治家が入る予定はあるのかな?
政治家編の次は、科学者、思想家、哲学者とかかな。あと歴史上の人物を加えると膨大な対象者になりそうです。でも、これだけの内容(情報)を書き上げるには、池上さんひとりでは限度があるから、スタッフが調査や資料収集をサポートしているんだろうなと想像します。
本題の「世界を動かす」ですが、彼らが動かしたのは、世界という国家の集合ですが、本質的に「動かしているのは、人の心」なのかなと感じたりしました。
(2016/11/19)

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2016年11月19日

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