あらすじ
パー子の正体がついに判明!? 本巻より、絵柄が新しくなった1983年のカラーアニメ化以降の作品を収録。
藤子・F・不二雄の代表作「パーマン」の誕生50周年を機に、カバーデザインを一新した新装版、全7巻の第5巻!
●収録作品:ラジコンはなぜきえる?/パーマンと東京一周空の旅/ブル・ミサイル/箱毛山の山賊/パーマンセットを作ろう/動物巨大化スモーク/スミレちゃんサインして!/2号の正体がばれた/心細~い夜/タマより弱く/全〇連からプレゼント/星野スミレが家へくる!/怪人千面相と黄金像/さらわれてバンザイ/巨大ロボットの襲撃
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Posted by ブクログ
■5巻
・ラジコンはなぜきえる?
・パーマンと東京一周空の旅
・ブル・ミサイル
・箱毛山の山賊
・パーマンセットを作ろう
・動物巨大化スモーク
・スミレちゃんサインして!
・2号の正体がばれた
・心細~い夜
・タマより弱く
・全〇連からプレゼント
・星野スミレが家へくる!
・怪人千面相と黄金像
・さらわれてバンザイ
・巨大ロボットの襲撃
(以下コピペ)
本巻より、1983年のカラーアニメ化以降に連載された、絵柄が新しくなった作品が収録され、お話のベースとなる設定にもいくつか変化が見られます。
その一つが、パー子の正体判明!。ずっと謎だったパー子ことパーマン3号の素顔が、読者にだけ明かされます。でも、パーマン1号たちにはヒミツのまま。読者にとってはやきもきする場面もあり、物語の新しい魅力となっていきます。
パーマン2号(ブービー)も、動物園住まいから家庭のペットという設定に。
「全国ギャングドロボー連盟」も「全日本悪者連盟」にリニューアル。天才科学者(?)魔土災炎、怪人千面相などもパーマンの好敵手として活躍します。
(コピペ以上)
本の中でもF&Aのセリフとして説明されていたが、そういうことらしい。
なんでも15年を経て、2回目のアニメ化に際しての、いわゆる新作パーマンなんだとか。
確かに肩の皺が描かれている!
コピーロボットの鼻が赤くなくなっているのは、ちょっと違和感。
またコピーがフエルミラー的な設定になっているのも、話に関わる変更点。
この巻を読みながら、なんとなくコマ割りについて考えていた。
藤子先生のコマ割りは、師匠手塚治虫の変形コマとも違って、かなり抑制が効いている。
だいたい上下を4分割。
すると1コマの割合がざっくり映画サイズになり、拡がりや動きのある画や、大人数での一コマ内会話。
その1コマを左右に2分割すると、だいたいテレビサイズで、2人の会話。
3分割すると1人。
F先生はだいたい左右分割で調整しているようで、上下4分の1はあまり動かない。
藤本タツキ「さよなら絵梨」も参照。