あらすじ
「このアドバイスは3年前にしてあげたかった…」。長年、中学受験の指導をしてきた著者がいつも感じているのは、小3までにしっかりした“学力のベース”をつくれないと、本格的な受験勉強をはじめてから学力が伸びないということ。また、間違った早期教育や先取り学習は、かえって学力を低下させることもあります。手遅れにならないために、小3までに必ずすべきこと、やってはいけないことをすべて伝授します。
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Posted by ブクログ
先取り学習や、ドリルをやるより経験をすることが何よりの学習ということがわかった。スーパーに一緒に買い物に行く、ご飯を一緒に作るなどいつでもできることばかり。最近、子どもにはテレビを見せて一人で家事をしていたことを少し反省した。なかなか難しいが、心に余裕を持ち子どもと一緒に一つ一つのことを観察してみようと思った。
「社会人として幸せに生きていく力を身につけ、職業選択の幅、夢の範囲を広げてあげること」を目標にこれからも子どもと関わっていきたい。
Posted by ブクログ
気づけば周りは公文は当たり前。とにかく早くインプットしたもんがちの風潮に疑問があって。もし我が子がその早期教育ってのに乗れる子だったら悩みもせずとりあえずそれに乗っかってたかもしれないんだけど、親から見るとちょっとそれを強いるのはなんか難しそうなタイプ。だからいわゆるこれやったほうがいいよ!って情報は参考になるどころか焦ることにしかならなくて。
この本は今の自分の育児でいいんだなと後押ししてくれる本。定期で読み直したい。
答えをすぐに出せる力ではなく、つけるべきは答えを出すまでの考える力。問いに取り組む面白さってのを日常生活の範囲でやっていけばいい。
Posted by ブクログ
SNSで先取りが学習をしてるこ、周りの子がKUMON言ったとか聞くと親は焦ります。
親と子が心を通わせ時間を共にできるのは人生のごく限られた時間だけ。
親の笑顔が大切
早期教育の暗記や反射の訓練だけでなく多彩な日常経験を
見る聞く触れることで養われる身体感覚が将来の学習における納得かんのもとになる
3年生になると自分を客観的に見れる、自分と他者が違うと認識できる。
早期教育やお稽古三昧が日常経験を不足させ乗り越えられなくなる
絵本も勉強も一緒に楽しむ
生活で言葉や数が身に付く
あらゆる機会をとらえて身体感覚を養う
子供は成長にあわせてふさわしい時期にふさわしいものを身につける
Posted by ブクログ
幼児や小学校低学年の子供を持つ親に良い本だと思う。個人的には通り過ぎた時期の話だが、体感と書かれていることがマッチする印象がある。
親子の時間は本当に短くて、その間に楽しみながら過ごすことの大切さを改めて感じる。
会話をしながら、自然を楽しむこと、ボードゲームなどで遊ぶこと、一緒に買い物をすること、テレビを見ること、それら全てが学びにつながっていくと今なら分かる。実際、勉強も経験を知識に変えていく作業になるので、勉強が楽なものになるように感じる。
Posted by ブクログ
早期教育とか目先のことばかりにとらわれがちだが、その時にあったものをやることが大事!勉強よりも土台となる遊びなどその子どもに合ったものを見極める!
9歳の壁というものがある。ここに立ち止まる子は低学年までにどんな体験をしたかが鍵になってくる
Posted by ブクログ
〇〇してはいけない」等のタイトルの付け方はあまり好きではないものの(無駄に煽ってる感じが嫌)、内容はごくまともというか、子どもの育ちに寄り添いながら、実体験をもとに土台を育もう的なもので納得感あり。
以下メモ
●どうしてそう思ったの?すごいね。の声かけ→9歳の壁を迎えた時、自分を客観視できるもう1人の自分を作る
日常生活での学び、声かけのヒントが沢山あった。
●買い物で、、、産地、割引、
●キッチンで、、浮く/沈む野菜、塩をかけると水がでる、温度上げると固まる溶ける、水よりお湯の方が砂糖がとけやすい、種の入り方、秤はアナログがおすすめ
●遊び、、ボードゲームで数の概念、折り紙は図形
Posted by ブクログ
極めて当たり前のことが書いてあり、書かれていることに同意。ただし、実際、自分の子供には過度に期待を持ってしまうもので、実践は難しい(先取り学習もすれば、習い事も色々させてしまう。)
巻末の小学生向けの読書リストは大変役に立つ。是非参考にしたい。