【感想・ネタバレ】ポポイのレビュー

あらすじ

時は21世紀、なお権勢を誇る元首相の邸宅に、一人の青年が三十過ぎの男と共に乱入、声明文を読み上げると切腹した。事件の真相は謎に包まれたが、介錯され、胴体から切り離された青年テロリストの首は、最新の医療技術によって保存され、意識を取り戻す。首の世話を任された元首相の孫娘・舞と、首との奇妙な交流が始まった……。流麗な筆で描き出す、優雅で不気味な倉橋ワールド。

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Posted by ブクログ

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頭部だけの青年(?)と少女(大学生?)のお話。

不思議とエロティックである。

倉橋さんの作品にしては、短く読みやすい部類だと思う。

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2012年04月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

世界観が独特すぎてついていけなかった。
話自体はテロリストの首だけで生きている美少年とそれを淡々と観察する主人公で進んでいくが、あまりにも淡々とし過ぎていて少し怖かった。
首だけの美少年がありのままの事実を受け入れているのも怖かったし、観察している主人公もまるで猫や犬を見てるのと同じ目で首を見てるのも違和感だらけだった。
そしてそこに微妙な感じの恋愛話も加わり短い物語ながら色々と詰め込み過ぎて大筋が全く見えなかった。
何を書きたかったのかそれがわからなかったため時間をおいてもう一度チャレンジしたい。

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2024年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

桂子さんシリーズ。再読。
入江晃さんがテロリストに会い、何かを話した。テロリストは自決し、入江さんは脳梗塞に。で、そのテロリストの首を婚約者から預かったのが、孫の来栖舞さん。首は装置につながれて生きている。首にポポイという名をつける。
桂子さんは健在。聡子さんは明さんと結婚している。舞さんの恋人は従弟の翠くん。天才らしい。
あいかわらずの倉橋ワールド。桂子さんシリーズもっと書いてほしかったなぁ・

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2022年10月12日

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