あらすじ
鎌倉中期、執権・北条時頼が権力を振るう頃。仲間たちと唄や踊りの芸を売って自由に生きる傀儡女・叉香は、復讐のために鎌倉を目指す武士や、武士に家族を殺された瀕死の女、信仰の本質を追い求める西域から来た僧らと出会う。全く異なる境遇で生きる四人の男女の運命が、鎌倉で交錯する。仏教と武士道が権力と結びつき、大きな流れを形成していった歴史の分岐点を舞台に描かれる渾身の歴史長篇。
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Posted by ブクログ
小さい妖精みたいなものが現れるっていうのは、本当に良い芸を実際によく観ているからこその表現だと思う。まあその点も含めラストに関してももっと巧く描いてくれないと、良い芸に妖精が現れるというエピソードが陳腐になってしまうことが個人的には残念。全体に流れる雰囲気は基本的に好きだし4.5の高評価にしたい。