【感想・ネタバレ】ビアンカ・オーバースタディのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

安定の筒井品質

000
2024年04月16日

白眉は俗物図鑑、七瀬sや旅のラゴスも割と好き
な立ち位置の自分にとっては、十分に楽しめる内容でした。
のいぢさんのイラストも素敵です。
ハルヒより質感が良い。
描き手の気合が入っているのが伝わってくる。
中味は、比べちゃ失礼ってもんです。
お好みで。

0

Posted by ブクログ 2022年04月16日

表紙はラノベっぽく、ストーリーも意図的にラノベに寄せてるけど、だんだん話がドタバタしてきたあたりから、もうどうしようもなく筒井康隆小説。
御年70の巨匠がこれを書いたという事実がすごい。

0

Posted by ブクログ 2018年11月03日

80歳になんなんとする大御所作家が、ラノベを書くというそのことだけでも面白いが、さらにその内容も荒唐無稽で不謹慎、下品でくだらなくて、パロディやメタ的なのでたまらない。ぼくもビアンキ様に●●てもらいたい。

0

Posted by ブクログ 2021年12月27日

筒井康隆御大の初のラノベ。
って若い頃に散々ハチャメチャSFを書いておきながら何が今更初のラノベなのか。
主人公の美少女の一人称で話が進むが、どう見ても中身はおっさんなのである。さらにいとうのいぢのイラストと合わせるとイカの塩辛にアイスをトッピングした気分になるのである。
とはいえ、疾走感とハチャメ...続きを読むチャ感は往時のキレっぷりを感じさせる。

1

Posted by ブクログ 2021年06月10日

「時をかける少女」自己パロディ。芳山は平凡少女だったがビアンカは超科学者。オーバースタディは“超科学”だが、放課後の意味も含むかもしれない/「時かけ」で読者の不満、未来社会の様相について描く本作では“階級分化を放置。長期的改革策に抗議する非受益者の「人権」を配慮して、実行を先延ばし(高齢化による予算...続きを読む硬直化もあって)”で、臨界住域すべてが水没(研修生労働力を失いオランダのように堤防築くこともなく)、津波と超大潮で下層民のほとんどが溺死。高緯度国は先に全滅…。残るは耕地の大半を失って食糧問題/男子のスペルマ衰弱傾向もストーリーに採り入れられて

0

Posted by ブクログ 2020年10月28日

筒井康隆によるライトノベル
涼宮ハルヒのオマージュ作品と言って良いだろうか
氏の眼を通してライトノベルの文法を提示された
勿論、一部のだが
話のネタ自体は氏の短編で書かれるような内容
それを中編程度の一冊にしているので、文の密度は薄くなっているのだが、ライトノベルとして作られているので気にならない
...続きを読む様式は印象に影響するのだと改めて感じた

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年05月28日

いとうのいぢの挿絵も手伝ってギリギリラノベらしい体裁を整えているものの、内容は筒井康隆だ。よくもわるくも!

0

Posted by ブクログ 2020年03月15日

最後まで読んでみたら割と悪くない作品である…と思いましたねぇ。社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

後半のSF的展開はちょっとこちらの想像力が追い付かない部分がありましたが…前半の、何やら理科実験室みたいなところで妙な実験を繰り返しているシーンのが面白かったですねぇ…中にはモロ下ネタなシーンもあ...続きを読むりましたがまあ、ご愛敬というやつでしょう! 社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

ラストには現実で起きていること…つまりは若い男の草食化・軟弱化などを揶揄しているような内容になっており、確かにこれは文学ですね! ただのラノベじゃない…。

というわけで、物足りなさはありますけれども、他のラノベとは違い、少々文学的な要素も楽しめる作品になっているのでした。さようなら…。

ヽ(・ω・)/ズコー

0

Posted by ブクログ 2020年03月15日

ラノベの真似をしても,やっぱり筒井康隆は筒井康隆。薄く気取ったことが嫌いでどんどん露悪的になっていくのが真骨頂か。
だんだんこちらが年を取ってきてついていけなくなる気もするけれど,作者の方がずっと年上だからなあ。

0

Posted by ブクログ 2019年08月13日

ラノベ書きたいとふと思い立って、このレベルのものをかけるのだから作家先生ってすごい。
過剰に持ち上げることを忌避するなら、ぼくには刺さらなかった。ラノベ読者の胸にはどうか、気になるところ。

0

Posted by ブクログ 2019年05月31日

久しぶりだなぁ筒井康隆さん!
「ライトノベル」という触れ込み、いとうのいぢさんのイラスト、
それらが見事にミスマッチに感じる、エロくてグロくてイテテな世界(^^;。
(まあ確かに多少「ライト」ではあったけどさ…)
今っぽく新しそうな作品なのに、とても懐かしい気分で読みました(´ω`)。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年06月17日

筒井康隆氏の初ラノベ。内容は直球的なエロい描写があったり、グロい描写があったり突然未来にいったりと、ラノベというよりも設定が何でもありのケータイ小説を読んでいる感覚。(以前読んだ、「ここはボツコニアン」に印象が似ている気がする。)ただ、ラノベの設定に対しての皮肉が織り交ぜられたりして、話の筋はしっか...続きを読むりしてるかなあ。その点では納得しながら読めたので普通。まあ、読み手を選ぶのは間違えないが。感想はこんなところです。

0

Posted by ブクログ 2017年03月18日

お世辞にもお上品な内容とは言い難いが、先生ご乱心と言ったところだろうか。
良くも悪くも古典的超展開SF。
ビアンカの美少女設定が過剰すぎるような気がした。
ビアンカマジキチなんじゃないかと思わなくもないが、ギャップ萌えとか言うのだろうか。
未来人の断定の仕方が雑。というよりも、世の男性にとっては屈辱...続きを読む的な断定の仕方ではないだろうか?
読んだことないがハルヒってこんな感じだろうか。
作品内で披露される知識の幅の広さは異常。
耀子は普通に犯罪に手を染めてるがそこスルーはヤバイ。
でも何も考えないで読める感じは悪くない。

巨大ガエルで一件落着→巨大ネズミヤバイのループは動物やシチュエーションを変えて永遠に続くのだろうな。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月12日

ウニの生殖では満足できず、人口受精して人の生殖へ。それだけでは足りずに、人とカエルのキメラまで。ぶっ飛んだ話でさらっと簡単に読めました。

0

Posted by ブクログ 2016年06月06日

筒井康隆だし、文庫になったし、読んでみるか〜なんて斜に構えて手に取った本。
そしたら「時をかける少女」っぽくなってきて、さらには巨大カマキリが登場!
わ〜、これ「虚航船団」じゃん!

というわけで、そこからは手が震えつつ一気に読み進めました。この作品を読んで筒井康隆のほかの作品を読むもよし、筒井康隆...続きを読むの名前につられてこの作品を手に取るもよし。

最後の最後に、かなり読者を意識した強いメッセージがあるあたり、おじいちゃんから孫へのプレゼント……といった感じのする本です。
ただライトノベルっていうジャンルに挑んだってだけでなく、そういう意味でも筒井康隆の新境地な気がするなあ。

新境地って、執筆当時74歳なんですけどね。

0

「小説」ランキング