【感想・ネタバレ】僕から君へ 羅川真里茂傑作集のレビュー

あらすじ

冬のある日、夏己が死んだ──ひろむは15年前、彼と出会った日のことを思い出す…。24歳で逝った友とのかけがえのない日々を回想する感動作『僕から君へ』他、少年たちの美しく懐かしい田舎での日々を描いた『東京少年物語』、ほろ苦い青春ストーリー『がんばってや』を収録!(『東京少年物語』『がんばってや』はコミックス「東京少年物語」にも収録されています。)

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心に沁み渡る作品

一番印象に残ったのは、「僕から君へ」。
幼少期から端々に描かれる夏己の生きづらさが、彼の器用そうで不器用な生き方が、定められてしまった人生が、ひろむにだけ見せる素顔が、ひたすらに切ない。
ケンカした後公衆電話で夏己が本心を話すシーンと、電車の中でひろむに会いに来たシーンにはもう涙が止まりませんでした。
読み切り一本でこんなにしっかりと心情が描写されるとは、羅川先生はさすがです...。
心の奥底にまで沁み渡る作品です。

#泣ける #切ない #深い

0
2021年05月30日

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