あらすじ
「経営方針が実行されない」「経営と現場、部門間に壁がある」「仕組みやルールの形骸化」--これらは限られた範囲では最適だが、会社全体として見れば極めて非効率な「部分最適」の状態にある場合が多い。著者は組織風土改革を専門とするスコラ・コンサルトで大手企業を中心に数多くの組織体質の改善、大企業病の治療にあたってきた。「全体最適」で会社が生まれ変わっていくプロセスと具体的ノウハウを成功事例を交えて解説します。
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Posted by ブクログ
部分最適のワナ、経営改革の間違い事例、全体最適の改善事例、全体最適化のためのビジョン・人・仕組み、全体最適の技術。
トップのビジョンを明確に全社員に伝え、組織のタテとヨコで経営計画のPDCAに取り組む。
部分最適でありがちな問題点と全体最適に向けたビジョン、人、仕組みをつくるための技術が示されており参考になる。
しかし、「目的」というワーディングが「~のため」ではなく「~の状態」という意味で使われていたり、「寝る間も惜しまず英語を勉強する」「○○などの真意の程は分からない」(真偽)など、著者の日本語能力に疑問を持ったし、日本経済新聞社の出版なのにと編集に喝を入れたくなった。
16-88
Posted by ブクログ
好きな言葉の一つ「全体最適」。タイトルに惹かれて購入。著者は石原正博氏、学習院大→安田信託銀行→スコラコンサルタント→独立。
感想。
全体最適の概念は良いのだが。ビジョンが大切、というのも良いのだが。結局はコミュニケーションか。異論は無いですが、もっと近道を期待していました。
備忘録。
・何かを変えよう、何かを変えたいが乱立して、優先順位がつけられず、結局部分最適になる、という事例あり。
・人は自身の働く目的に気づくと、会社側が育てることをしなくても勝手に育つ。
・社長いったいどの山に登りたいのか?筑波山か、富士山か、エベレストか?それが示されないと適切な全体最適が組めない。
・全体最適化を導くには、社員一人ひとりに経営の目指す方向を理解してもらい、自分自身の目的や役割と会社のビジョンをつないで行くことが重要。
・その為にはビジョンの共有と、ビジョンに向けての戦略策定、アクションプランを回す、という順序が大切。
・そして、経営の意図、意思を組んだプレイヤーをどれだけ増やせるかが肝。