【感想・ネタバレ】マンガでやさしくわかる資料作成の基本のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年10月16日

今までフレームワークを使って書くとか、
5W1Hが整理されるように考えて書くとか、
結論から書くとか資料作成におけるフローについて
説明している本がほとんどでしたが、
こちらは資料の改善前後のイメージも見せることで、
視覚的に分かりやすく説明してくれている本になります。

私自身にとっても非常に分か...続きを読むりやすく、
かつすぐに実践できそうな内容が多かったので、
早速内部で作る資料に適用してみました。

オススメです。

【勉強になったこと】
・「たぶん」や「思います」という言葉を使わずに
 回答するためには、相手からしっかりとした裏付けを
 確認しておく必要がある。
 上記の言葉が出なくなるまで、事実確認を行うこと。

・資料を作るときは、WHO, WHAT, WHYを明確にする
 WHO:誰に見せるのか?
  見せる相手によって何を重点的に資料に載せるか
  資料の構成が決まる。
 WHAT:資料を作る狙い
  情報共有なのか賛同してもらいたいかで、
  粒度が変わる。
 WHY:なぜその人に資料を提示するのか?
  WHO, WHATが明確になったら、
  その作る目的が妥当なのか振り返える。

・資料を作る時はフォーマットを出来るだけ流用する

・相手がどんなタイプなのかをイメージして、
 作るべき資料の内容が変わることを意識すること。
 その意味でも相手をプロファイリングすることは重要。
  実用志向タイプ:
   単刀直入かつ自分の意思で判断する傾向が強く、
   関係ないとわかると議論から関心を失いがち。
   相手の実利に合わせてWHATを設定し、
   それを明示的に資料中で触れることが望ましい。
  低リスク志向タイプ:
   事実やデータに基づいて行動したり評価を下す。
   事例の有無を気にするため、前例がないことを
   認めてもらうときはかなり苦労する。
   相手にも事例収集の確認作業に加わってもらい、
   実情を認識してもらうこと。
  こだわり志向タイプ:
   自己判断を優先した結論ありきの資料を好む。
   議論の本質と関係ない情報を載せると、
   話が脱線して議論が長引きやすいため、
   資料は極めて必要最低限にすること。
  協調志向タイプ:
   議論の最中は何も言わないが、後から不満を
   もらすことが多い。また、議論の流れ次第では、
   コロコロ意見を変えてなかなか決まらない。
   まずは、判断基準が何かを最初に合意すること。

・主張からまとめまでの一連の論理構成(PREP)
 主張:Point
 理由:Reason
 事例:Example
 まとめ:Point

・メッセージラインは端的であるほどよく、
 3行以内に書き終える分量が適切。

・ポジティブな循環は右回り、ネガティブな循環は左回り。

・お客さまの要望全てに答える必要はなく、
 出来ることを提案することが正しい提案。

・相手に合わせてベースカラーは使い分ける
 相手の組織にテーマカラーがある → テーマカラー
 相手の感情に訴えかけたい → 暖色系
 上記以外 → 寒色系

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Posted by ブクログ 2020年12月19日

資料作成の王道スキル70を使う場面をマンガを交えてイメージさせながら進めてくれる。

オリジナル版のおよそ半分に厳選してくれているので、導入として気軽る目を通せる内容となっている。

自身の資料作成のレベん診断にはじまり、「流れ」「安定感」「わかりやさ」「魅せる」をテーマに、ゼロから資料を作る方法を...続きを読む学べる。

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