あらすじ
中学1年の夏に引っ越すことになった井嶋杏里。転校でなじめない中学の校舎で、使われなくなった教室『1-4』に入った杏里は、市居一真と出会う。杏里に出会った一真は、杏里に絵のモデルになって欲しいと頼む。そこから物語は始まった――。杏里、一真、そして、かけがえのない友だちと家族。悩みながらも成長する14歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
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Posted by ブクログ
「一人で耐えること、みんなで分かち合うこと。
自分だけで挑むこと、みんなと力を合わせること。
そういうものがこの世にはあるのだと、」
今に捕らわれず、これからを見据えたうえで、
間違わず、選び取ってきたのだろうかと思ったし、
選び取りながら生きてきたはずだと思った。