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Posted by ブクログ 2024年01月02日
フィンランドをはじめとした北欧については漠然としか知りませんでしたが、その文化、そして日本よりも教育水準などが高い福祉国家がいかにして形成されたかがロジカルに説明されていました。
Posted by ブクログ 2022年08月14日
女性の社会進出、育児、学校教育、リカレント教育、問題点など盛りだくさんである。
そのなかでPISAの順位よりもウェルビーイングが重要であるというところにシフトしていった教育方針は、日本のこれからの進む道であろう。
学校教育についての、少人数、複数教諭での授業、クラブ活動の地域化など学ぶことが多い...続きを読む。
ぜひこの3章の部分を読み、日本の教育の方向性を考えるべきである。
Posted by ブクログ 2022年02月17日
フィンランドの魅力について述べられている
(10年以上前の本だった)
この本が書かれた当時から現在までを振り返るとフィンランドの凄さを改めて実感する
教育だけでも
教師の質の高さ、語学力の高さ、偏差値のない教育、生涯教育の充実(成人でも半数近くが職業関連の訓練や教育を受けている)
などの特徴があ...続きを読むって
他にも
福祉制度の充実(税金は高いけど運営の透明性から不満はあまり無い)
夏休みが4週間と長い
残業しないのに国際競争力トップクラス(2021年は11位で日本よりも20位上)
女性が独立心旺盛でたくましい
などなど
もちろんだめなところもあるし、合わない人には合わなそう
のんびりした人にはおすすめの国らしい
かもめ食堂を読んでから、フィンランドの文字を見つけるとつい買っちゃう
いつか行けるといいなあ
Posted by ブクログ 2019年11月12日
・フィンランドは国民の学力向上に力を入れてるのでそら高い。文化とか国民性とかじゃなく、国策の話。
・日本とは単純な人口の違いもある。一人一人に寄り添った施策は、日本もやりたいけどそこまでは出来ない。
・逆にいうと勉強してからじゃないと就職できないらしい
・やらなきゃいけない事を増やす日本に対し...続きを読む、やれる事とやったら得する環境を用意するフィンランド。
「中学の選択が一生を決めてしまうという事はなく、回り道をしても、迷いながらでも、いくらでもやり直しがきく社会や環境がある」
・ドライでロジカル、日本人以上に大人しい国民性。
・変に学術的でなく、体験に基づいた感想と普段使いの表現で説得力があった。
Posted by ブクログ 2014年03月23日
ムーミンを始めとし、手厚い福祉・高学力で注目を浴びているフィンランド。北欧が好きだが、なぜ好きなのだろう、どんなとこが好きなのだろうと考えるために手にとった本。フィンランド国民と日本国民の共通点を知り、新しいフィンランドを知ることができた。
Posted by ブクログ 2014年01月19日
「掃除の仕事をするには掃除の学校に行かないと」なんて冗談が当たり前のように交わされるフィンランド。学んだことが仕事に直結するのはとても良いことだと思う。
Posted by ブクログ 2013年05月29日
フィンランドの生活について、留学していた人に昔お話を伺ったのを思い出して読んでみた。
残業もなし、人口も多くないフィンランドが何故国際競争力一位になり、国民の幸福度も高いのか納得できた。
またこの本では、明るい面だけでなく、今のフィンランドになるまでの悲しい歴史、苦しかった経済状況についても説明...続きを読むしてあったので、非常に読みやすかった。
Posted by ブクログ 2013年01月03日
フィンランドと聞いてあまりピンとこない人にオススメ。フィンランドの教育制度ばかりに注目してる人も一度読んでみると違う観点が与えられるかも。著者は教育の専門家でも社会福祉の専門家でもなく、現地で生活していた人だからこそ記述がわかりやすい。
Posted by ブクログ 2020年08月16日
初めて読んだフィンランドについて書かれた本。
教育制度、社会保障制度などフィンランドの豊かさが制度にあるということが分かる。
自分がどういう社会制度の中で生きているか、それを理解した上で生活することが大切だと気付かされた。
Posted by ブクログ 2019年12月05日
平等な国フィンランド。周りの人に干渉することなく、皆自分のペースで生活している。また受験もなく、学びたいときに学ぶ。先の将来のことを考えるのではなく、今何が本当にしたいのかが行動の基準になっている。こんな生活ができるのも整った社会制度があるからか。
国によって常識、非常識、礼儀正しいなどの基準が変わ...続きを読むる。ただ、違いばかり気にしていても何も生まれない。「花は一輪でも美しい。でも、花束は、形や色の違った花々がお互いを引き立て合ってるからもっと美しい」
Posted by ブクログ 2020年07月25日
フィンランドのことがさくっとわかる1冊です。
実際に留学した体験をベースに、フィンランドの歴史や文化、有名な教育制度、手厚い社会福祉、女性の強さなど・・・ガイドブックより詳しく、そしてわかりやすく書いてあります。
「なんとも不思議なフィンランド人」では、作者の堀内さんが感じるフィンランドお...続きを読むもしろベスト5が載ってます。サルミアッキの話など、フィンランドに行った人なら「あるある!」と思ってしまう話が満載です。
「森の豊かさと体感できる季節の変化」では、フィンランドの素敵な森の成り立ちや過ごし方がよくわかります。フィンランド人の森への思いがひしひしと伝わってきます。
「沈黙を好むがダイレクト」では、フィンランド人の気質に触れています。何となく日本人に似た部分もあり、私のように一度行くとハマって、二度目に行くと何やら心地良く感じて、リピーターになってしまうのかもしれません。
フィンランドへ行く飛行機の中でも、軽く読んでおくと、旅がより楽しくなるのかな??と思うおススメの本です。
Posted by ブクログ 2016年11月30日
自然がいっぱいで、のんびりしてて、福祉制度が充実してて、サウナ発祥の地で、フィンランド語の他にも英語や他の言葉も喋れて、などなど、いろいろ分かった。
Posted by ブクログ 2016年11月13日
赤ちゃんを
雪が降っている家の外に出す(ベビーカーに乗せ毛布はかける)
コーヒーを1日に何杯も飲む
フィンランドの生活を教えてくれる楽しい本です
Posted by ブクログ 2016年02月26日
小論文の役に立つかなと思って読みました。
学歴社会なんだけど、日本みたいに大学名が走ってくんじゃなくて
実力とか知識がどれだけあるかが評価されるってのがいいなぁと思った 。
だからこそ、大人になっても高校に行ったり、大学に行ったり、一生勉強してるってのがすげえいいなぁと思った 。再チャレンジ可能な社...続きを読む会!
大学が無償っていうのもすごい。全校公立で、学校間で格差がないってのがすごい。日本は高すぎるよ〜
日本の福祉も北欧に学べ!ってよく言うけど
国民性も国の空気感も雰囲気も、日本とは違うのに
福祉だけ真似るのは無理でしょって(笑)
住み良いだろうな~おしゃれで、シャイで、素敵な国〜と思える本です
Posted by ブクログ 2015年05月30日
一クラス平均25人?
OECD対象国の中での最小クラスに入る。
小学校は6年間、中学校は3年間
新学期は秋に始まる。
子どもに合わせて入学を1年遅らせたり早めたりできる。
学校は完全週休二日制。5学期制。
夏休みは二ヶ月半。
秋休み、クリスマス休み、スキー休みがある。
授業数は1日4〜6時間
始業時...続きを読む間はクラスや日によってバラバラ。
教科書選びは学校ごと
教師の採用も学校単位
障害のある生徒にはアシスタントをつけるのが普通。
同じクラスので特殊教育。
科目によって、アシスタント、ボランティア、
ときには親も加わって、一人ひとりの子供に目を配るようにしている。
宗教の授業がある。道徳に近い。
掃除の時間がない。
多くの学校でマイナス15度以下でない限り、冬でも外で遊ぶように促している。
Posted by ブクログ 2014年07月15日
どのような立場の人にも教育を受けるチャンスがあるということ。人口が少ないからこそ、一人ひとりの立場を尊重し、境遇によっての差をなくすこと。
素晴らしい。本当に素晴らしい。そして羨ましい。
勉強するにもお金がない、という悩みからほぼ解放されればどんなにラクか。
日本と完全に当てはめて比較するのは無茶だ...続きを読むけど、見習って欲しい。
酔っ払いが多いことと病院が少ないことには驚いたけど。
Posted by ブクログ 2013年10月23日
性別、年齢、過去を重視せず、育児への社会保障や生涯教育支援システムを充実させ、人生の選択肢を豊富に提供する国フィンランド。日本のレール社会から視点を離すことで、もっと柔軟に人生を捉えて良い、と気持ちが楽になった気がする。
Posted by ブクログ 2013年10月14日
フィンランドのイメージがいいので、どんなシステムになってるのかしらと思って読んでみました。
速読練習中なのでざっと目を通しながら読んだんですが、内容興味深くで面白かった!
フィンランドが失業率20%という過酷な不況から短期で立ち直った過程が描かれていて、すごいと思った。当時のフィンランド政府は迅速...続きを読むに金融機関の不良債権を処理した後、IT産業に集中投資する一方で道路関連など歳出を絞り込み、教育と人材育成に注力したということ。
無駄を排除する人間関係だとか、ビジネスはビジネスだと割り切っているという特性はとても効率的なんだろうなぁ。日本人はその点色々上司関係だとか気を遣うから、実は無駄な労力が多いのかもなぁーなんて思った。
あと、4時には仕事が終わって残業は絶対しない、趣味やスポーツをして自分の時間を持っているとか
一生何か学ぼうという意識があって、何とかなる意識(社会制度がちゃんとしてて、税金の使い道が日本に比べるとはっきりわかる)があるというのも自分らしく生きられそうで素敵だと思うし
森林を私有化できて、それでも誰もが自由に立ち入りしベリー系を摘み取れるとか自然とうまく共存しているところもいいなぁ。
大学が無料で好きなだけいられるとか、卒業式はないとか、
赤ちゃんを極寒のなかで昼寝させる文化とかサウナで会議とか
文化的に「へえーーー!!」と思うようなこともいっぱいでした。
フィンランドの学力が高いのは、
能力別クラスがない・少人数授業
質の高い教師・教師の社会的地位が高い・学生のカウンセリングがちゃんとしてる
安定した政治・経済格差が少ない・地域差があまりない
国を挙げた教育プロジェクト・読書率が高い
といったことが挙げられていた。
日本とフィンランドは全く社会制度等が違ってそのまままねするのは無理だし、それでうまくいくとも限らないだろうから難しいけど
単純に学力を上げるためには、子どもが勉強だけしてればいいってわけじゃないんだと思った。現にフィンランドの学生の学習時間は全然長くないみたい。
社会環境が整ってることも大事なんだ。でも良く考えてみたらそうだよなー。
Posted by ブクログ 2013年03月28日
かつて留学していたスウェーデンともまた違うフィンランド。新聞に連載されていたものをまとめたものだとかで、話題はあちこちに飛ぶけれど面白く読めました。「おわりに」に、著者の留学体験も決して楽しい事ばかりではなく、つらく涙を流してもがき苦しんだということもあると書かれたいたのが、個人的には印象的でした。
Posted by ブクログ 2021年09月22日
フィンランドと日本の違いと共通点がわかりおもしろかった。
経済危機において、政府主導で痛みを伴いながらも、改革を実行できた話は、結構いい話。
今の日本は非常に他責な文化になっているので、もし痛みが少しでも発生しようものなら、批判の嵐だろう。
日本の関係依存的・人に興味があることは、長所にもなりえるの...続きを読むだが、
今は,相当なウィークポイントになってしまっている。
みんな自律心がなく、甘えが強く、他者批判的、他責。
ただ、文化として元々そういう文化だったわけではなく,特に近年ある他責な風潮は、学生運動を経た人が親の世代になり、その教育を受けたこどもが大人になったこともあるし、週刊誌が煽りたてたこともあるし。
ただ、それが卑怯だし、よくないということは徐々に話され始めているので、今は過渡期なのではないかなとも思う。
フィンランドまでは行かなくても良いが、ある程度の自立心を持って生活する人が増えてこれば、日本は非常に良い国になるはず。
Posted by ブクログ 2021年02月07日
実生活に基づいた紀行文のような語り口で、スラスラと楽しんで読めた。フィンランドが教育に力を入れていることが分かった。そして日本人の目からするとドライにも映る人間関係で、各人の自由を大事にしてるのかなと感じた。あと女性が差別されてなさそう。日本もそこは早く見習うべき。
Posted by ブクログ 2020年05月21日
フィンランド人はなぜ午後16時に仕事が終わるのか
を読んだ後なので、あまり新鮮な情報はありません。
さらっと読めました。
深い内容やおもしろい視点があるわけではないので、少し物足りなく感じます。
生涯学習が盛んで、意欲があれば学ぶ場があることは素晴らしいです。
Posted by ブクログ 2016年08月02日
特別支援的にはかなり近づいてきていると思える2016年。
初版はは2008年。
変化は早い。先進国のモデルがあれば、日本のシステムはすぐに変われるようだ。
ただ、できてるのは枠だけ。これも日本や
Posted by ブクログ 2015年03月24日
簡単にメモ。
羨ましいくらいの社会制度と教育制度。
一生勉強という風潮、大人になっても、
勉強すればいくらでもやり直しできる社会は、
いいなと思った。
冬の日照時間が1時間というのは、
耐えられなさそうと思った。
Posted by ブクログ 2013年03月21日
フィンランドに旅行へ行く途中の飛行機で読んだ本。
フィンランドの経済や歴史など小難しい話題を解説する本ではなく、フィンランド人やフィンランド文化、フィンランドで生活するということについて幅広く紹介することを目的としている。
フィンランドに関して知らなかったこと(そして知るよしもなかったこと)をたくさ...続きを読むん勉強することができた。内容に満足しているが、フィンランド好きな人が趣味がこうじて書いちゃいましたみたいな内容なので、期待せず雑談に付き合う感覚で読むのがよい。
Posted by ブクログ 2013年01月08日
淡々と、フィンランドでの生活で感じたこと、発見したことなど主観的な視点から気負いなく書いていると思う。メソッドというとちょっと違うような気がしましたが、私は楽しく読めました。北欧行ってみたいなー。
Posted by ブクログ 2012年11月02日
大学を卒業したおねいさんが、フィンランドに留学して、mixiで日記を書いてる、というかんじ。
フィンランドでの留学生活を筆者の視点で表現。
かなり偏見があるが、フィンランドに留学した気分に少しなれる。
福祉、教育、生活、フィンランドに住みたくなる。
フィンランドが読解能力などで1位をとれるの...続きを読むは、全体的なレベルの底上げが起因しているらしい。日本は人口も多くて、全体の学習レベルに差があり、学校間でも差があるが、フィンランドはほぼ均一で、ひとクラス30人くらい、少人数クラス。日本では不可能な気がする。人口が少ないからこそできる教育方法。
文化が発展すると女性の立場が強くなるというが、フィンランドがその典型。日本もだんだん近づいていっているのでは?日本も自治体によって高校まで医療費が無料だったり、育児給付金もあるし、いい国だと思う。
Posted by ブクログ 2013年11月10日
ムーミンが好きでフィンランドに興味があるので。
親フィンの人が書いているということをさしひいても
整備された教育や福祉には惹かれる。
ハイリスク・ローリターンな日本よっか
ハイリスク・ハイリターンなフィンランドのが理に適ってると
個人的には思う。
ただ自助の国というか、やる気が無い人はどんどん落ちぶ...続きを読むれていきそう。
日本ほどそういう人に優しくはない印象を受けた。
もっと色々知ってみたいなと思った。
Posted by ブクログ 2014年10月26日
[ 内容 ]
経済協力開発機構(OECD)による生徒の学力調査(PISA)で、フィンランドの子どもたちがトップの成績を挙げて以米、その教育のあり方に注目が集まっている。
またフィンランドは、世界経済フォーラム(WEF)の国際競争力ランキングでも、何度も一位に輝くなど、経済的にも発展している。
充実し...続きを読むた福祉、女性の社会進出、透明性の高い税金の使途…日本とは対極的とも言える、その成長の秘密は、どこにあるのだろうか。
現地の大学院留学など、フィンランドで過ごした貴重な体験をもとに語る、“不思議で豊かな国”の素顔。
[ 目次 ]
第1章 不思議でとても豊かな国―失業率二〇パーセントから国際競争力一位へ(もっとも近いヨーロッパ、隣の隣 日本語と音が似ている、おかしな言葉 ほか)
第2章 学力一位のフィンランド方式―できない子は作らない(工夫をこらしたクラス編成 制服も校則もなくあまりに自由な中学・高校 ほか)
第3章 税金で支えられた手厚い社会―独立心が旺盛でたくましい女性(高い税金だが、使途はガラス張りで 子どもには国から養育手当が ほか)
第4章 日本と似ている?フィンランド文化―異文化コミュニケーション(なんとも不思議なフィンランド人 森の豊かさと、体感できる季節の変化 ほか)
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