【感想・ネタバレ】ひぐらしふる 有馬千夏の不可思議なある夏の日のレビュー

あらすじ

公衆の面前で突如として姿を消した親子連れ。山のてっぺんでUFOに連れ去られた幼馴染。実家に帰省した有馬千夏の身の回りで起こった不可思議な事件は、はたして怪現象なのか、故意の犯罪なのか。そして、彼女の前にたびたび現れる“自分そっくりの幻”の正体とは。予測不能、二重三重のどんでん返しが待ち受ける、ひと夏の青春ミステリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『柘榴パズル』以来の彩坂作品。最初の4つは普通の『日常の謎』のような感じで、『古典部シリーズ』のような感じかと思っていたら、最後の最後で驚かされた。今までの4章分がまさかの「千春」が書いた小説という文面で進んでいたので、すっかり騙されてしまい呆気にとられてしまった。彩坂さんの小説、本当に面白いなぁ。もっと読みたい!

0
2021年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

双子の片割れの友人との高校の思い出、先輩の婚約指輪
恋人から聞いた避暑地バイトでの話、宇宙船を探す冒険。
そして…な最後。

確かに最終章で、全てがひっくり返ります。
思い出してみれば、確かにそう呼ばれている部分は
存在していません。
騙された! というよりも、思い込みがすごいというか
そうだと思わされていた、というべきか。
読み終わって、要所に出てくる『自分そっくりな』ものも
納得なものがありました。

普通の日常が、普通ではない落ちへ。
しかし、ここまでさらっと推測できるのかと言えば
なかなか頭が回らなさそうです。

0
2019年11月20日

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