あらすじ
私の欲望に灼かれるといい。
清廉潔白と評判の王太子ルドルフ。だがエヴァリーンは、幼いころから彼のことが怖くてたまらなかった。向けられる眼差しの奥に潜む異常さを感じとっていたからだ。やがて、軍人ヒューゴとの婚約が決まったエヴァリーン。誰もに祝福され、正しい恋をしていると幸せを感じていた彼女だが、婚約パーティの日、ルドルフに無理やり純潔を奪われてしまう。その後エヴァリーンは、彼の長年にわたる自分への執着心を知り――!?
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ヒーローが酷い
ヒーローがソーニャの中でもトップレベルを争うゲスさだと思う。婚約者を絡めての陵辱とか他じゃあまり見ないかも。でも最終的には人が変わったように反省したしヒロインも幸せそうなので良かったねという感じ。
それなりに面白かった。
あんまり
ヒロインはズルい。ヒーローに何度も陵辱されて喜んでるのに婚約者に秘密にして何事もなかったようにしようとしてた。それに淫乱で流されすぎ。ヒーローも酷い。この作品の悪役はヒーローとヒロインで、ヒロインの婚約者が一番可哀想だった。セックスシーンがヒロインとヒーローが心を通い合わせてからのものがなかったので残念。
自分の好みではなかった。
婚約者がいるのに媚薬と睡眠薬を飲ませられヒーローに陵辱され、処女を失う。この事を婚約者や家族にばらされたくなければこの関係を続けろと脅されるヒロイン。
ヒーローの愛が重すぎて陵辱みたいなことをされる話は読んだことありましたが、婚約者の前でされちゃうのは凄く嫌でしたし、婚約者が可哀想と同情しちゃいました。
しかもヒーローもけっこう病んでてヒロインに殺されたがってるし…殺されることによってヒロインの心のなかに永遠にあり続けようとしてるし。
最後はいったいどうなるんだろうと思いましたが、結局婚約者とは婚約解消しヒーローとの愛を選んで終わりました。
これよりもっと過激なものは他にもあると思いますが、結構自分の選んだTL小説の中では上位に入るほど好みではないお話だったので逆に忘れられない小説になりそうです。
でもハッピーエンド?で終わって良かったです。
もう少し続きがあったらこの小説の印象が良くなったのではと思いました。