あらすじ
柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に着任。現場経験に乏しいコンビが誕生してしまった。職務にまつわる署内の不祥事、保護司による長男殺しの闇。そして、女性店員失踪事案の再捜査が、幾つもの運命を揺さぶりはじめる――。ミステリ×人間ドラマの興奮。日本推理作家協会賞受賞の名手が描く、警察小説集。
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Posted by ブクログ
不祥事がらみで所轄署に左遷させられる主人公というのは「隠蔽捜査」シリーズと同じなので、同時に読み進めているとこんがらがる。こっちの主人公のほうが若干インパクトが弱い。階級が低いから上司に強くでれないからか。
Posted by ブクログ
安東さんの2冊目。
面白かった。十分に。
続編あるのかな…?女性署長が変わりゆく様を、もう少し見ていたかった。
表題作『出署せず』が一番好き。
だけれど……
トリックものだったとは。
“いわゆる推理小説”な感が漂ってきて、人間ドラマに引き込まれて読み進めた心が!少しだけ肩透かしを喰らった気分。
★3つ、7ポイント半。
2015.05.20.古。
続編があるなら、迷わず買うだろうな。
安東さんの、他の作品も機会があればきっと読むだろう。