【感想・ネタバレ】出署せずのレビュー

あらすじ

柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に着任。現場経験に乏しいコンビが誕生してしまった。職務にまつわる署内の不祥事、保護司による長男殺しの闇。そして、女性店員失踪事案の再捜査が、幾つもの運命を揺さぶりはじめる――。ミステリ×人間ドラマの興奮。日本推理作家協会賞受賞の名手が描く、警察小説集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

外部の事件と、警察内部の駆け引きや葛藤が交差する、とても丁寧で濃密な短編集。横山秀夫氏の「陰の季節」が好きな方には、是非!

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2016年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不祥事がらみで所轄署に左遷させられる主人公というのは「隠蔽捜査」シリーズと同じなので、同時に読み進めているとこんがらがる。こっちの主人公のほうが若干インパクトが弱い。階級が低いから上司に強くでれないからか。

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2017年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

安東さんの2冊目。

面白かった。十分に。
続編あるのかな…?女性署長が変わりゆく様を、もう少し見ていたかった。

表題作『出署せず』が一番好き。
だけれど……

トリックものだったとは。
“いわゆる推理小説”な感が漂ってきて、人間ドラマに引き込まれて読み進めた心が!少しだけ肩透かしを喰らった気分。

★3つ、7ポイント半。
2015.05.20.古。

続編があるなら、迷わず買うだろうな。
安東さんの、他の作品も機会があればきっと読むだろう。

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2015年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

所轄・綾瀬署に左遷させられた柴崎令司警部が、主役であるが、今回は珍しい女性署長のもとで事件を推理していく。現場経験のない柴崎が刑事のように事件の核心に迫っていく形が新鮮で、所轄の署長、副署長と各部に挟まれる中間管理職の悲哀も面白い。それでいて、女性店員失踪事件の裏に隠された謎は意外にしっかりとした推理物になっている。

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2015年04月02日

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