【感想・ネタバレ】最果てのパラディンII 獣の森の射手のレビュー

あらすじ

死者の街を出て北に。ウィルが初めて接触した人類社会の最果ては、魔獣が跋扈し、困窮する人々が暮らす無法の土地だった。そんな絶望に触れるも神の啓示に耳を傾け、その薄闇のなかに光を灯すことを決意した。そして都市との流通や交易を活性化させることと、魔獣を退治できる冒険者たちを招き入れるため、友人となったハーフエルフのメネルドールとともに、北の都市に向かう。
そして道中、商人の男トニオや小人の楽師ビィを加え、向かった街では何かに改造され凶暴化したワイバーンと遭遇し、ウィルはこれを撃破する。初めて英雄として認知され、都市の統治者から騎士の称号を授かる。そして《最果ての聖騎士》の名が南辺境で知られ始めるようになり……!?

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スケルトンの剣士、ミイラの神官、ゴーストの魔法使いによって育てられた少年の冒険と成長を描いた異世界ファンタジー!
異世界転生モノでありながら、昨今のライトノベルにはなかなかない硬派で男臭い一作。

前世での記憶は後悔しかなく、今世では同じ過ち繰り返さないことを決心した主人公・ウィルが、旅先で仲間と出会い、弱者を救い、強敵に挑む!
ファンタジー小説としてとても王道だが、胸が熱くなり少年の心を思い出させる。そんな作品となっております。
重厚で雰囲気のあるイラストもGOOD。

可愛いヒロイン要素など皆無ですが、たまには本作のようなアツい冒険譚を嗜んでみるのも一興ではないでしょうか。

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ネタバレはありません。

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