あらすじ
2014年に世界きき酒師コンクールでグランプリを獲得したソムリエが、厳選したおいしい日本酒26本をテイスティング、それぞれどんな風味か、どんな料理に合うのかを徹底解説。日本酒の風味を見きわめたいなら、エリアとタイプだけ見ればいい。厳選銘柄を基準に解説する驚きの理論。こんなにシンプルで、こんなに役に立つ入門書、見たことない!
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Posted by ブクログ
いつも日本酒飲むとしても近畿、北陸、中四国のお酒が多いので地域別の味の違いにはそれほど惹かれなかった。
しかし後半のお酒のタイプ、酒米の違いが日本酒にどのような違いを生み出すかはとても面白かった。
以下ネタバレ
【地域差】
基本的に東に行けば行くほど雑味がなくてピュア、シンプルな味わい。(北陸は例外でさらにエレガント)
西日本はお米の風味がしっかりしていて旨味もコクも強い。
【タイプ】
純米大吟醸・・・フルーティで華やかな香り。味わいは軽やか。
純米酒・・・香りは薄く味わいが濃い。
大吟醸・・・香りはそこそこ、味わいは軽め。
本醸造・・・口当たりがすっきりどんな料理にも合う。
生酛・・・香りは低く濃い味わい。野生の乳酸の酸味がある。
【酒米】
山田錦・・・パワフル
五百万石・・・エレガント
美山錦・・・やさしく飲みやすい
雄町・・・暴れるほど強い味わい