【感想・ネタバレ】真・イズミ幻戦記 暁の国篇 下巻のレビュー

あらすじ

機械化文明が崩壊して九年後、各地で勢力争いを繰り広げる人々。その争いの鍵となる存在・イズミが復活し、アスカと対峙することに……! 戦いは、キョウトから島原、そして……。超人気SFアクション、復活! 徳間デュアル文庫で刊行された『暁の国篇』、その待望の続きを書下しで刊行!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

兎にも角にも、待ちに待ったとしか言い様のない新刊。(苦笑)
やっと読めて、良かったし、やっぱり好きな話だと思う。
こんなに待たされても。(笑)

折角出てきたイズミがあっさり変身をといてしまうところに
省吾と拓己が離れていた間にそれぞれもがき苦しみながらも
学び成長してきたことが、イズミにも反映されているのだということを
実感させる。
スーパーヒーローがただの完全無欠で全知全能の神ではなく
ひとりの(ふたりの)人間である、とうことだ。
これは、とても大事なことだと思う。

スーパーヒーローを崇める人もいれば、そんなものいらないという人もいる。
それもまた、世界の真実である。
ヒカルたちの気持ちもわかる。
遠く離れた九州で、今迄創りあげてきたものもある。

初めは我儘で嫌いだった聖がすっかり可愛くなって
彼女もまた成長しているのだと思う。
ヒカルの描写やバックグラウンド、件に関しては
多少唐突だと思ったり、チープに感じないでもなかったが
彼女は彼女で、彼女らしくこの先成長していくのだろう。

嵐はあまり、意外なむっつり自己中なところが好きではなく
やはり「おまえのせいだ!」と言いたくなることもあるのだが
省吾が自分のせいだと思いたいらしいのでまぁいい。(笑)
心配していた目については、省吾も拓己も一応回復をみた訳で
そこは一安心。
ただやはり、拓己が縛られる場所がまたひとつ増えたことが
気にかかるのは、みんなが思うことだろう。
優しすぎる。狼として生きて尚、本当に優しい人だと思う。
それが悪い方へではなく、良い方へ進んでいくといいと思った。

風間に関しては…私は別に好きではなかったので(苦笑)
特にショックとかそういったことはなくて
結局こうなる運命だったのか、と諾々と受け止めるばかりな感じで。
今後の如月がどうお供をしていくのか気になります。
この人もまた、たっくんとは違った意味で抱え過ぎる人なので。
静ちゃんがいてくれて初期の頃よりは随分ほっとします。

師隊長の出て来方は中々好きでした。
それぞれがそれぞれのやり方で、それぞれの持ち場で出来ることをする。
現実にはいろんな意味で難しいことだけれど
この話の中の現実ではそれが実現されていて
胸が熱くなる展開で良かったと思います。

次巻も期待。
しているのでできるだけ早めに…お願いします先生。(笑)

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2013年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・・・スーパーファンタジー、トクマ(デュアル)から読むの3回目ですが、間開いてるからいつでも初めての話を読むような新鮮な気持ちで読める。
久々に若木節全開な文章を読んでコウコウセイの頃にトリップした気分になりました(笑)。いや昔からおっさん(如月)好きだったなと・・・
これを機に読んでなかったオーラバ新シリーズ読んでみようかな~

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2013年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実に6年ぶりの続編です。待ってたよおおおお!あんなとこで終わってるんだもん( ;´Д`)。そして1巻から初版で持ってる身としては、判型が…本棚に並ばない…。

拓己くんのファンなので、彼が在るべき場所へ帰還できて、とりあえずウレシい。でもこの子はまーた帰る場所を増やしちゃったよ。省吾と離れている間に、大人びて逞しくもなったけど、本質は変わらんなあ。

物語はついに風間の死を迎えて、クライマックスへ向かう…のかな?終わるのはもったいないが、これ以上待たされるくらいなら、しっかり書き上げてくれい。列島縦断、次は東北ってことで、楽しみにしてますよ若木さん!として、合間には気楽に読める短編もプリーズ。

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2013年07月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだ続く。
イズミの進化は止まらない。
久々にどかーんに出会えたのはよかった。
ちょっと物足りない気がしたけれど。
省吾と拓巳が揃った。

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2015年09月09日

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