【感想・ネタバレ】廃市・飛ぶ男のレビュー

あらすじ

誇り高い姉と、快活な妹。いま、この二人の女性の前に横たわっているのは、一人の青年の棺。美しい姉妹に愛されていながら、彼はなぜ死なねばならなかったのか……? 夏雲砕ける水郷に茜の蜻蛉の舞い立つとき、ひとの心をよぎる孤独と悔恨の影を、清冽な抒情に写した秀作「廃市」。ほかに「飛ぶ男」「樹」「風花」「退屈な少年」「影の部分」「未来都市」「夜の寂しい顔」の7編を併録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

モスラの原作者福永武彦さんの短編集。
全部で8作の小説が入っているけど、どれも「狭き門」みたいな感じがある。
売れない芸術家モノとか三角関係とかが多い。

「廃市」は福岡県の柳川市をモデルにしているように思うが、とてもはかない美しい物語だった。

全体的にどれも完成度が高いように思う。
当時の流行なのか、やたらカタカナが出てくるのがちょっと現代っ子には読みにくいと思うけど(笑)

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2012年02月25日

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