あらすじ
その否定的対話によって、既存の社会体制、道徳、宗教を盲信する保守的な人々から糾弾され、不当な死刑に処せられたソークラテースが、法廷で自己の所信を力強く表明する『ソークラテースの弁明』、脱獄のすすめを退け、国法を守って平常心のまま死を迎える彼が、法と正義について弟子と対話する『クリトーン』、毒薬をあおって刑死する彼の最期を語る『パイドーン』を収録する。
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Posted by ブクログ
文章が読みにくいなと感じたけどそれは私の理解力が足りてないんだなと思った。
でもそれでもいいと思いながらとにかく読み進めた。
自分の中にたくさんのフックをつくる。
完全に自分の中に落とし込めなくてもいい。
簡単に答えが出るものよりも、時間がかかるものの方が深く心に残る。
この本も何度も同じ文章をよみ、頭の中で繰り返すところがあった。
とにかく自分の中で咀嚼する。
完全に理解できていないけど、それでも、その咀嚼した時間こそが大切なんだと思う。
本を読み、そのままそれが「答え」だと思って受け入れるより、
一旦自分の中で咀嚼したほうが心に残っていたりする。
この本も、そんな感じなんだろうな。
自分の中にたくさん作ったフック。それらに引っかかる瞬間がこの先もある。
今はわからなくても「あの時のあれはこういうことだったのかもしれないな!」と思う瞬間がいつか訪れる。それもまた楽しい。
ソクラテス。
すごい人だったんだな。
常に「本当に?」と問い続け、「いかに生きるか」を考え続けた人なんだな。
本当の厳しさの奥には「愛」がある。
納得のいく「死」のために今を一生懸命に生きる。
精進します。