あらすじ
私たちの住む悠久のミヤコを何者かが狙っている…! 謎×学園×ハイパーアクション。恩田陸の魅力全開、ゴシック・ジャパンで展開する『夢違』『夜のピクニック』以上の玉手箱!!
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Posted by ブクログ
う~ん、とってもアニメチック。厨二設定満載感。
やりすぎなくらいこってこてでしたヨ。
ミッチーには吹きましたね…。恩田さん、好きなの?(笑。
これの前に読んだ恩田作品は「夜の底は柔らかな幻」だったので、そういう系(日本だけど日本じゃない系)にもはまってるのかなぁと。
まぁエンタメジュヴナイルとして楽しく読めました。
ロミオとロミオは永遠にが好きだったらお勧めかも。
別の派閥視点の話も読んでみたい。
Posted by ブクログ
何度か繰り返しているのですが、恩田氏というのは実に器用で、色々なスタイルが描ける方だと考えています。
代表的なところで言うと、青春モノ、モダンホラー、伝奇モノ、演劇・舞台系、SF/近未来系、などがあると思います。
で、本作はどういうジャンルかというと、SF/近未来系に近いかなと。ざっくり印象はマンガ、でしょうか。マンガをノベライズしたかのような。
・・・
表紙のデザインもそれっぽいですが、舞台設定がゴシック・ジャパンなる古風な日本を復興させようという勢力であり、その中心となって政治のかじ取りをするのが光舎という学園の生徒会長という。つまり首相は大学生、みたいな。その時点でかなりな創造の世界ですよね。
加えて、現生徒会長もイケメンで、その従姉妹たちも美形で、彼らの出自の春日家というのが武術の達人の一家ときた。
生徒会長選挙もなんなればミスターコンテストさながらで、黄色い声が飛び交う。そのさなかに、春日家が謎の集団に挑まれるというもの。
そして、実は国の成立には隠された背景・上書きされた過去の経緯がある、みたいな話です。
また、所々ギャグみたいのもあり、こういうのもマンガっぽい。
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なお、良く分からないのは、「ミヤコ」の会社とか企業の話が全く出てこず、どのように「ミヤコ」の運営資金を賄っているのか、みたいな現実的な問いもありました。一応は国ですよ。
まあ、読んでいる時は夢中になって気づきませんが、こうして冷静になると、そうした描写はなかったな、と。
まあ、そんなに突込み所ばかり探していても仕方ないですがね。
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ということで一か月ぶりの恩田作品でした。
和風、学園系、美形、みたいなマンガ的な感じなのが好きな人には結構受けるかもしれません。
純文学を欲している方は白けちゃうかもしれませんね。
Posted by ブクログ
2013年作品
近未来と江戸時代が入り混じった日本という時代の話。
「ダイオード」は一般的なダイオードとは違う意味で幻想世界を作り出せる装置
のようである。
謎の7人の世界を作った末裔が主な登場人物で、セーラームーン的なキャラも出たり、及川光博みたいなキャラが出たりとエンターテーメントを感じる。
未来は成人年齢が引き下げられ、17歳以下でもお酒や煙草もありのようである。
何故か、ステルス戦闘機を思わせる近代兵器や時代劇にでる日本刀など石川五右衛門を思わせる斬鉄剣ならぬ、残月刀も出てくる。
最後は何だったんだろうという、いつもの恩田ワールドで閉じない物語です。
Posted by ブクログ
ミヤコという架空の国を舞台にした近未来ハイパーアクション。
ロミオとロミオは永遠にに近い感じだろうか。
色彩感とか雰囲気はサイケな感じで良かったのだが、ストーリーとしてはいまいち馴染めなかった。
恩田さんのサイバーパンク的なノリってちょっとダメかも。
ロミオとロミオもいまいち馴染めなかったし。
外国人から見たサムライ日本とクールジャパンを具現化したような世界観は、いつも通り恩田節でチャレンジしてて面白い。
ロボットやらテーマパークやら細かい設定が全くピンとこなかった。
恩田作品でダメなものがあるとわかっただけでも収穫だったのかもしれない。
これきっと続編あるだろうな。