あらすじ
できの悪い社長子息・涼馬(りょうま)の世話係としてストレスの多い日々を送るごく平凡な会社員・巽(たつみ)は、月に一度か二度、ホテルの一室で美しく妖艶な男・三木と合意の上でのSMプレイを楽しんでいた。
素直で優しく繊細な涼馬を大切に思い、守りたいと願う一方で、謎の多い三木との逢瀬を重ねるごとに三木に対する興味と執着が芽生え始め――…
「俺はどこで足を踏み外したんだ?」
平凡なサラリーマンの内に秘めた本性を暴きだす、アイツは悪魔か?それとも――…
感情タグBEST3
ヤバい性癖に刺さったかも。暴力的な行為のシーンは多いけど、試し読みで絵がかなり好みだったのと値引きされていたので購入。特に受けの見た目と雰囲気が良かった。攻めも基本的には良い人なので、最悪の展開にはならないだろうと思いながら読みました。下巻も買います。
暴力あり
苦手な人は注意ですね
かなり好みが分かれると思います
三木が何を考えているのか分からなくて怖い
怖いもの見たさというか不気味なところがまた魅力的というか
この作者さんが描くこういう人すごく好きです
美しくて浮世離れしていて可愛さもありまさに魔性
幾つかBL作品を読む中で、興味本位で購入したジャンル、SM。
そういう世界もあるのかなと、怖いもの見たさで扉を開けました。
他の作品も読んでみたいかな。
Posted by ブクログ
▼あらすじ
会社員の巽は社長子息の涼馬のお目付役としてストレスの多い日々を送っている。穏やかな表の顔の一方で、巽は美しく妖艶な男・三木とのSMプレイを楽しんでいたが、謎の多い三木との逢瀬を重ねるうち、三木への執着を深めていく。そして、巽に執着する涼馬は、ホテルへ向かう巽をストーカーし、三木との関係を知ってしまい!?
***
SMはあまり好みではないのですが、攻めの見た目が割と好みだったで上下巻セットで購入しました。
とりあえず上だけ読んだ感想としては…攻めが予想を遙に上回るレベルの最低サド男で軽く引きました(笑)
内容も思ってた以上に痛々しい。
こんなにも痛みしか伝わって来ない超ビターなBLコミックを読んだのは初めてかもしれません。
作中に出て来た台詞を引用させてもらえば、愛情も思いやりもなくあるのは本能と衝動だけ。
まさにこの言葉に尽きます。
とにかくエロがあれば暴力ももれなく一緒に付いて来る為、当たり前ですが甘い展開は無し。
カッターナイフを使ったプレイなど、思わず顔を顰めてしまうようなシーンのまぁ多いこと多いこと…。
愛無し、暴力行為(流血も多々あり)のオンパレードなので駄目な人は絶対に駄目な作品だと思います。
私もどちらかと言えばちょっと…いや、大分苦手な部類なんですが…それでも続きが気になるくらいには面白いと思ってます。
攻めもプレイが終われば多少、思いやりを見せてくれるので完全には憎み切れないというか…うーん……。
唯一の癒し要員だと思っていた涼馬も最後の方で何やら危うげな雰囲気を出し始めるし、皆どこかしら狂ってるんですね…。
これは下の方は更に酷い展開になるんじゃないかなぁと怯えずにはいられません。どうなるんでしょうか……。