【感想・ネタバレ】銃座のウルナ 6のレビュー

あらすじ

ウルナ・トロップ・ヨンク…狙撃手として戦場で生き、故郷に帰還した彼女。過酷な戦争の時代の、胸引き裂かれる悲劇をえぐり出す、圧倒的架空戦史巨篇。衝撃的展開で読むものを撃つ、第6巻。

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Posted by ブクログ

ウルナが銃を持っていたのは最初の3巻までくらい、狙撃手として武勲を上げた彼女が故郷に帰って来て、兵士ではなくなる部分が多いのだが、作品のタイトルが『銃座のウルナ』なのは、やはり彼女はまた、銃を取らなければならない時が来るんだろうなぁ…と思いつつ、6巻を今から読む。
たった一人のトホマの底なしの憎悪、それはウルナの想像をはるかに凌駕したものだった…ウルナの絶望も、トホマの想像を遥かの凌駕したものだったろう…

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2018年09月28日

Posted by ブクログ

初巻から通して、カバーを使った演出が見事。
こういう楽しみはやはり紙書籍ならではだなぁと思います。
ミスリードであれ、思い過ごしであれという
望みも虚しく、トホマの心の闇に光差すことは叶わず、
どうしようもない決定的な亀裂がふたりに訪れる。
戦争は続き、自分にとっては哀しみでしかない経験を
「英雄」の業としてもてはやされることになるウルナ。
理解し、寄り添ってくれる人々も、
ウルナの人気を利用しようとする人々も、
ともにウルナを追い詰めていくことになる哀しさ。
次巻、完結。彼女の想いはどこへ向かうのか。

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2019年03月22日

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