あらすじ
鷺沢さんの旅はどこへ行ってもトラブルばかり。事前に目的地の正確な位置を調べなかったために、10メートル先も見えない霧の峠道で「はとバス」を反対車線から無理に追い抜くことになってしまったり、安いチケットを追求したために複雑な経由の便になってしまい、ロスト・バゲージのためシカゴの空港で6時間もひたすら待つことになったり――。だけど、やっぱり、旅立たずにはいられないのでした。笑って泣ける珠玉のエッセイ集。
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Posted by ブクログ
いつかの旅のときに買って読んで、残り少しを読み残して本棚にほうってあった。見つけて残りを今日読み通した。
この文庫の解説が沁み入ります。
私にもそんな友達がいる、失いたくないなぁ。
Posted by ブクログ
4/25 解説を読みたくて買ったようなものだ。今回は鷺沢さんの親友でエッセイにも頻出だった政子さんの解説。ほんとうに、亡くなって以来近しい人が愛情をこめた解説を書かれていてそれだけで泣けてくる。うれしいことがあったとき報告できなくて淋しく思うって、ああ、リアルだなあって思った。「おーいおーい」って呼びかけたい気持ちも。いなかったらもっと偏狭な人間になっていただろうというのも。
Posted by ブクログ
鷺沢萠、最後のエッセイにあたるのだろうか。いつもどこかへ移動して、わけのわからぬトラブルを引き起こし、巻き込まれ、怒り、泣き、笑い。こりずに旅に出る。若気の至りめいたものや、良い子はマネしちゃダメよ的なエピソードもある。コンプライアンスがゆるい時代だったよなーと思うこともある。だけど、どんなエピソードも彼女らしくて、彼女だから切り取れる視線だ。まさかね、あちらに旅することになるとは思わなかったし、「もし」も考えてしまうけれど。好きな作家で、好きなエッセイの一つなんだ。