【感想・ネタバレ】貧困と愛国 増補版のレビュー

あらすじ

「戦後民主主義」への疑問から右翼活動に身を投じた雨宮と、左派系論客として反戦平和を訴えてきた佐高。親子ほど年の違う2人が、世代と経験を超えて「民主主義」の再構築に挑む。新たな語り下ろしを収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

雨宮処凛さん、私は全く知らなかったんですが、右翼活動を経て、非正規雇用の労働問題に取り組んでいる方らしい(プレカリアート運動というらしいですよ)。本対談は2007年に行われていますが、その後のリーマンショック・年越し派遣村、秋葉原事件等を受けて、巻頭に追加対談が増補されています。セーフティーネットが十分に機能せず、一旦落ちると這い上がる事が困難な社会には、先の見えない閉そく感を感じます。本来はそのような状況におかれ、怒るべき人たちがスピリチュアル系に走って怒りを抑制されているというのは面白い分析。そうかスピリチュアルってそんな効果もあったのか(笑)。

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2014年04月19日

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