【感想・ネタバレ】シャーロック・ホームズの叡智のレビュー

あらすじ

ある朝はやく、ワトスン博士はメイドにたたき起された。急患が来ているという。診察室に入ったワトスンが目にしたのは、片手に血だらけのハンカチをまきつけている若い技師だった。ハンカチを解いた手は医師のワトスンもぞっとするものだった。親指が根もとからなくなっているのだ。技師が語る恐怖の体験「技師の親指」など、8編を収めたシャーロック・ホームズ・シリーズ完結編。

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ネタバレ

「技師の親指」「緑柱石の宝冠」
「ライゲートの大地主」「ノーウッドの建築士」
「三人の学生」「スリー・クォーターの失踪」
「ショスコム荘」「隠居絵具屋」

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2025年10月13日

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ネタバレ

収録作品:The Adventure of The Engineer's Thumb,The Adventure of the Beryl Coronet, The Reigate Squires, The Norwood Builder,The Three Students,The Missing Three-Quarter,Shoscombe Old Place,The Retired Colourman 全8話

今回、最も注目すべきは「ノーウッドの建築士」。ホームズシリーズの欠点は、話の展開がパターン化していることで、別の話で同じようなトリックが使われてたりすることが多いように思う。しかし、この話は、多少他の話と似ている部分もあるが、予想もつかない奇想天外な真相につながる。その意味で読みごたえがあった。

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2015年01月11日

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ネタバレ

「技師の親指」
親指を失くした人の奇妙な依頼。ただ、最後に犯人が逃亡してしまったのは残念。なんとなく、犯人たちが『名探偵コナン』に出てくる黒の組織のように感じた。

「緑柱石の宝冠」
良くある、父親がバカ息子の盗難を疑うと言うもの。共犯ができる娘というのも良くあるトリックであった。

「ライゲートの大地主」
探偵ものの常となっている、休養中に事件が巻き込まれるやつの二つ目。

「ノーウッドの建築士」
犯人を隠れているところから、炙り出す「家事だ」もどこかで聞いた事のあるトリック。これも、ドイルが発祥なのだろうか。

「三人の学生」
真面目な学生が犯人という典型的な感じ。

「スリー・クォーターの失踪」
アームストロング博士との知恵比べは面白かった。最初のホームズとの嫌悪感丸出しの会話は、ホームズが、モリアーティ教授の再来と勝手な判断を下したことも一因なのではないだろうか。結末が悲しく、そこは残念。

「ショスコム荘」・「隠居絵具屋」

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2013年08月12日

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シャーロックホームズの、本来は別々の単行本に含まれていたはずの作品を、日本で出版するにあたりページ数の関係で割愛したものをまとめて一冊にしたもの。
何度読んでも、シャーロックホームズものはいわゆる本格推理ではなく、解決編ではじめて明かされる事実が多いと感じる。しかしながら、あくまでも論理的に謎を解き、実にスマートに事件を解決していく様子はやはり世界一有名な探偵を生み出したドイルの力量というのを感じる。
古典ではあるが、面白いものはやはり面白い。

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2013年07月23日

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ネタバレ

短編集です。

最初の話は「技師の親指」です。
はじめは、水力技師がどういう犯罪と関係しているかわかりませんでした。
5年に1度読み返すと、結末を思い出すものと、結末を忘れているものがあります。

結末を忘れているものが面白くなかったというわけではありません。
逆に、面白くて、話にのめりこんで忘れてしまったものもあります。

すべての話が、すべて同じ水準で面白いというわけではありません。

2度めに読むときには、
1 結末の面白さ
2 筋の展開の面白さ
3 登場人物の面白さ
4 風景、背景の面白さ
5 文章の面白さ
の5項目について採点しながら読んでいます。

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2012年06月08日

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ネタバレ

ホームズシリーズを読み終わってしまった〜…

訳者あとがきの「これで『全集』は完成されたわけで、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物語はこれ以外にない」という一文に、本当に終わりなんだと感じて寂しくなった。
こんな大好きな小説になると思わなかったので、またいつか読みたい。その時も絶対に楽しめると思う。

この短編集の中で印象に残ったのはやっぱり「技師の親指」かなあ。グロテスクだし、真相が明かされるまでドキドキした。
あとは「三人の学生」や「スリー・クォーターの失踪」も、事件に大学生が関わってきて新鮮に感じた。
最後の「隠居絵具屋」ではワトソンが頑張ってて良かったなー。
あー楽しかった!!

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2023年09月28日

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牧師の親指
緑柱石の宝冠
ライゲートの大地主
ノーウッドの建築士
三人の学生
スリー・クォーターの失踪
ショスコム荘
隠居絵具屋

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2022年11月18日

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ホームズ・シリーズ、短編集。この巻は新潮文庫のオリジナルで、ドイルの原作にはない。頁数の関係で本来の巻に入りきらず、割愛された短編をまとめて掲載したもの。タイトルは訳者の命名。

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2022年09月06日

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ネタバレ

「観察」という情報収集力に加えて、想像力を働かせて、論理的にストーリーを構築する。
これこそがシャーロック・ホームズのシャーロック・ホームズたる所以だと感じる。

技術や飛び道具的な内容での解決ではなく、ごくごく地味な、泥臭い活動から結論を導き出す。
普段との違いは何か、可能性の排除の連続。そして残ったものが真実。

同じものを見ていても違うものが見えている。
これは蓄積していくと大きな差になるんだろう、継続していくことが重要だと感じる。

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2016年06月25日

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