【感想・ネタバレ】シャーロック・ホームズ最後の挨拶のレビュー

あらすじ

引退して田舎に引籠っていたホームズが、ドイツのスパイ逮捕に力を貸す、シリーズ中の異色作「最後の挨拶」。ほかに、一人暮しの老婆のもとに塩漬けの耳が送られてくる「ボール箱」、姿を見せない下宿人と奇妙な新聞広告の謎を解く「赤い輪」、国家機密である特殊潜航艇の設計図の盗難をめぐってホームズ兄弟が活躍する「ブルース・パティントン設計書」など全8編を収録。

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ネタバレ

「ウィステリア荘」「ボール箱」「赤い輪」
「ブルース・パディントン設計書」「瀕死の探偵」
「フランシス・カーファックス姫の失踪」
「悪魔の足」「最後の挨拶」

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2025年10月13日

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ネタバレ

僕にとってはSherlockHolmesシリーズ最後の1冊。名残惜しい気持ち半分、ホームズ相変わらずの名推理にワクワクさせられる気持ち半分で読み進めました。

今回、どの作品もすばらしく面白いのですが、中でも注目すべきは「瀕死の探偵」と「最後のあいさつ」だと思います。
どちらも読者は冒頭から一気に惹きつけられます。いままでのワトソンとホームズが依頼人を迎えて事件が始まるわけではないので、物語を始まりが作中または、ラストで明らかになる逆転スタイルは斬新で非常に面白かったです。

すでに事件簿を読み終えたしまっていた僕にとっては、本当に「最後のあいさつ」となったこの1作とともに終えたホームズとワトソンの奇妙な冒険記、またいつか全シリーズを読み返してみたいと思いました。

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2015年01月11日

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話としてはホームズシリーズにしてはドロドロしている「ボール箱」と、危なかったけど未知のものにも対応する「悪魔の足」が好きでした。「瀕死の探偵」と「最後の挨拶」はホームズとワトスンの関係性が見えるところが良かったです。相手の特性を理解し、多くを語らず行動している感じが理解者って感じがします。特に「最後の挨拶」では老いて期間が空いていても探偵業の相棒はワトスンなんだという信頼感がいいです。叡智は発表順に今までの作品の合間に読み進めているため、実質あと1冊なので「最後の挨拶」の余韻で寂しい気持ちにもなりました。

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2026年10月02日

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面白い話が多かった。
特に瀕死の探偵は今までのホームズの話の中でと言ってもいいくらい一番好き。凄い笑った。
ホームズとワトスンのやり取りが好きすぎる。
フランシス・カーファクス姫の失踪でもワトスンのことを悪党呼ばわりしてて好き。

最後の挨拶でホームズは60歳?くらいみたいだけど何言ってんだ。
ポアロもドルリー・レーンも90くらいまで探偵やってんだからホームズも出来るでしょう。とは思った。

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2026年09月28日

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これまでの短編とは同じにならないように、著者が工夫を凝らして書いたんだろうなと想像できる、楽しい短編集だった!

一番好きな話は「瀕死の探偵」かな〜
ホームズの性格とサプライズがあって印象的だった。
でも今回はどれをとっても事件の発端がこれまでとは違って不気味な感じがして、ミステリっぽい!と思った。

「最後の挨拶」は、第一次世界大戦の影が色濃く出ていて、今までホームズを読んでいてこんなことは初めてだったので、戦争の与えた影響の大きさをぼんやりと感じた。

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2023年08月27日

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犯人が残忍だったり、とにかく猟奇的な事件が多い印象だった。
見所としてはフランシス・カーファクス姫の失踪。生きている人間をクロロホルムで寝かせつけ、棺桶に詰め込みそのまま火葬するというシュレシンガーの鬼畜っぷりには戦慄した。間一髪、トリックを看破してフランシス嬢を救い出すシーンはバスカヴィル家の犬でヘンリーが死亡したかのように思えたが生きていたシーンのように気持ちが高揚した。
ボール箱も極めて印象深い作品となった。ドイル作品の女の癖はかなり強いが、この作品の登場するセーラの野暮ったさは一度読んだら忘れられない。周りを掻き乱しに掻き乱して、殺人事件まで起こす下衆っぷり。この女は懲らしめられるべき、と思いながら読んでいたが、セーラは物語に良いスパイスを与えたといえる。

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2021年09月29日

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最後の挨拶、とはいってもこれぞ最後ってのがあるわけでもない。

つーかそもそもホームズの物語って終わりのないものだと。
なんたって作者が殺しても生き返っちゃうんだからなー。
コナンドイル、めっちゃすごいもの生み出したなあ。

「最後の挨拶」はなんかいつもと違う感じだなーっと思っていたのだが、どうもワトソン語りじゃなかったからみたいだ。
まあ、ホームズの手際のよさはいつも通りですが。
しかも、引退後らしいので結構なお年、なのか?

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2017年12月03日

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His Last Bow(1917年、英)。
ホームズ・シリーズ、短編集。ホームズが扱った最後の事件で、シリーズ中の異色作「最後の挨拶」など。

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2022年09月06日

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どのエピソードもこれまでにないパターンだったような。
「悪魔の足」が好きでした。金田一みたいでした。
「瀕死の探偵」は途中で気づきました。

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2025年04月19日

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小説に限らずミステリー作品において、恋愛感情が動機として事件が起こることは決して稀では無い。
今回の短編集は特に恋愛感情に起因する事件が多いように思う。

また第八篇の「最後の挨拶」では珍しく三人称視点で描かれているが、隠居し養蜂家として余生を楽しむホームズを見ることが出来る。久しぶりのワトスンとの再会も嬉しかった。

ホームズシリーズはうっかりするとストーリーを見失ってしまうので私にとっては集中力が必要な作品ではあるが、今回の短編集は楽しく場面を想像しながら読むことが出来た。

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2025年01月04日

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