【感想・ネタバレ】仁義なき戦い〈死闘篇〉 美能幸三の手記よりのレビュー

あらすじ

昭和38年4月17日深夜、山村組組員が打越会会員を急襲、一人を射殺した。この一発の銃声が、敵対する両組による“広島ヤクザ戦争”の引き金となった。しかも背後には、力による日本制覇を狙う神戸の山口組、本多会の二大勢力がひかえていたのだ。殺(や)られたら殺(や)りかえせ――ヤクザ同士の血で血をあらうすさまじい抗争は、その一応の終結をむかえるまでに、組員のほか、巻きぞえにされた一般市民を含め、なんと40名を上まわる生命が奪われていった。これは、その渦中にあった美能組元組長・美能幸三の手記をもとに構成した、迫真のドキュメントである。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やはりどこの世界でも、人間関係のトラブルは
ある、ということ。
それがヤクザの世界であろうが。

特にその中でも血なまぐさい抗争を
描いたノンフィクション。
人の欲望はどこまでも尽きない、
それがよくわかることでしょう。

黒い世界は特に、人殺しまでもが
「アリ」な世界ですので、
それらの欲望はなおさら強いわけで。

手記の人物は、殺しの駒として使われた
一人の男。
かのワンマン組長に違和感を感じているようですが…
どうなるのか。

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2014年07月19日

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