【感想・ネタバレ】窓の向こうのガーシュウィンのレビュー

あらすじ

周囲にうまく馴染めず、欠落感を抱えたまま十九年間を過ごしてきた私は、ヘルパーとして訪れた横江先生の家で、思い出の品に額をつける〈額装家〉の男性と出会う。他人と交わらずひっそりと生きてきた私だったが、「しあわせな景色を切り取る」という彼の言葉に惹かれて、額装の仕事を手伝うようになり――。不器用で素直な女の子が人の温かさに触れ、心を溶かされてゆく成長ものがたり。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公がつい頭の中で繰り広げてしまう言葉の連想が唯一無二。こういう思考ごできるのは「書く」からこそなのでは。宮下さんはアイデアをちゃんと手書きする方なのかも。などと妄想。
介護問題を押し付けるでもなく、額装の世界にどっぷりというわけでもなく、ひたすら今について語ってくれるやさしい物語。

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価がわかれてる!私はすごく好き。
宮下さんの使う言葉、生み出す雰囲気、どこにでもいそうな登場人物、、、そういったものが温かく紡がれている。
先生の認知症は少しずつ、でもハッキリと進んでいて、それを認めたくない気持ちと、支えたい気持ち。佐古と隼の心理描写には、リアルなものがあると思う。
宮下さんの作品は時間の流れをゆっくり感じさせてくれる。とってもすてき。

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2023年07月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未熟児として生まれ、そのせいで何かが足りないと思い生きてきた19歳の主人公。人が放つ声は語尾が濁るせいで意味を聞き取れず、人とうまく交流できない。そんな中、ヘルパーの仕事で訪れたある家では、言葉がちゃんと聞き取ることができる。そしてそこで出会う額装という仕事。足りないと思っていた自分の中には、測ることができない様々な感情があって、そこに少しずつ気づいていく。ちょっとしたきっかけで、今までなんとなしに眺めていた窓が、色んなものごとを切り取る枠である事に気づく。丁寧な心象の紡ぎ方が印象的な作品。

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2022年08月14日

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