【感想・ネタバレ】絃の聖域(上)のレビュー

あらすじ

人間国宝、長唄の安東流家元の邸内で女弟子が殺された。左手には三味線のばちが握られていた――。犯人は内部の者としか考えられなかった。二代にわたって妾を邸内に住まわせているこの家では、夫婦・親子の間で嫉妬や憎悪が渦巻き、誰かが誰かを殺す動機には事欠かないほどだった。しかしなぜ女弟子が? 警察が謎の糸口もつかめないまま、やがて第二の殺人が……。名探偵・伊集院大介が初登場する、本格推理の名作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初はボーイズラブの作品かと思いました。
三味線の家元の家での複雑な家族を背景にした連続殺人事件。

伊集院大介が登場するが,最後の最後まで脇役です。
特に,上では,主人公は家元の子供たち。

吉川英治文学新人賞受賞作品ナだけあって,
小説としての完成度も高井。

透明感ある伊集院大介。
他の名探偵とは一線を画すると思うがいかがだろう。

0
2012年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いきなり男の子同士の恋愛から入りちょっと引いてしまったけど、読んでいくと面白くて気にならなくなった。伊集院大介をあっさり受け入れてしまう山科警部補にびっくりしたけど、あれくらいあっさり味方になってくれた方が話が早いし面白いな。登場人物の名前が似ていてちょっと分かりにくい。やっぱり登場人物表がほしいな

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2025年10月12日

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