あらすじ
こんな組織、もういらない!
「自動的に加入させられた」「会費を強制徴収された」「子どもの在学中に、一度は役員か委員をやらなければならないと言われた」――まるでブラック組織並みの強権集団に成り下がっているPTA。そのすべての原因は、PTAに参加することが義務であるかのように思われていることにある。
しかし本来、PTAはボーイスカウトなどと同じ任意団体で、加入しなくてもいいし、役員を押しつけられるいわれもない。ただ、PTAを牛耳っている人たちにも悪意はなく、前例を後生大事に守っているだけなのだ。
こうしたPTAの“常識”から自由になれば、生徒にとっても保護者にとっても学校は楽しいところになる。“経営学の父”ドラッカーのビジネス書『マネジメント』にヒントを得て、小学校のPTAから役員会や委員会をなくし、完全ボランティアでの運営を実現させてメディアからも注目を集めている山本浩資氏が、そのポイントと“脱PTAのススメ”を説く。
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Posted by ブクログ
ネタバレでは無いですが…
まさしく今、PTA問題で揉めている小学校の本部役員です。
役員だから言っちゃいけないと思っていたPTA解体案、私もみんなに話してみようと背中を押された一冊でした。
できる人が、できる時に、できる事を。
これは我が小学校のモットーです。なのにPTA問題で揉めています。
PTAは強制でも義務でもありません。
誰もやる人がいなくなるのでは?という不安もありましたが、そんなことはないと気付きました。
私をはじめ、周りには子ども達のために何かやりたいって人は沢山いますから。
そして、やりたくない事は辞めて良いんだと。
ネガティブな情報が多く、気が滅入っていた中で見つけた一冊です。読んで救われた想いがしました。