作品一覧

  • PTA、やらなきゃダメですか?(小学館新書)
    4.3
    1巻836円 (税込)
    こんな組織、もういらない! 「自動的に加入させられた」「会費を強制徴収された」「子どもの在学中に、一度は役員か委員をやらなければならないと言われた」――まるでブラック組織並みの強権集団に成り下がっているPTA。そのすべての原因は、PTAに参加することが義務であるかのように思われていることにある。 しかし本来、PTAはボーイスカウトなどと同じ任意団体で、加入しなくてもいいし、役員を押しつけられるいわれもない。ただ、PTAを牛耳っている人たちにも悪意はなく、前例を後生大事に守っているだけなのだ。 こうしたPTAの“常識”から自由になれば、生徒にとっても保護者にとっても学校は楽しいところになる。“経営学の父”ドラッカーのビジネス書『マネジメント』にヒントを得て、小学校のPTAから役員会や委員会をなくし、完全ボランティアでの運営を実現させてメディアからも注目を集めている山本浩資氏が、そのポイントと“脱PTAのススメ”を説く。

ユーザーレビュー

  • PTA、やらなきゃダメですか?(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネタバレでは無いですが…
    まさしく今、PTA問題で揉めている小学校の本部役員です。
    役員だから言っちゃいけないと思っていたPTA解体案、私もみんなに話してみようと背中を押された一冊でした。

    できる人が、できる時に、できる事を。
    これは我が小学校のモットーです。なのにPTA問題で揉めています。

    PTAは強制でも義務でもありません。
    誰もやる人がいなくなるのでは?という不安もありましたが、そんなことはないと気付きました。
    私をはじめ、周りには子ども達のために何かやりたいって人は沢山いますから。
    そして、やりたくない事は辞めて良いんだと。

    ネガティブな情報が多く、気が滅入っていた中で見つけた一

    0
    2020年10月10日
  • PTA、やらなきゃダメですか?(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    黒川祥子氏の不平不満オンパレードを読んだあとだったので、これもその類だと思っていたが、良い意味で裏切られた。

    ただただ凄い!
    その言葉しか出ない。
    突然PTA会長にさせられ、わずか2年の間にPTAを無くし、完全ボランティアにする。
    その手があったのか、、、、と思った。

    親と先生の負担を減らすためにも、これからの小中学校はそうするべきだと思う。

    0
    2020年02月14日
  • PTA、やらなきゃダメですか?(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    著者の主張は、「PTAはやらなくてもいい」でも「PTAはやらなきゃダメ」でもなく、「参加したくなるPTAにしよう」だといえると思います。

    著者自身のPTA(本の中ではPTOと書かれていますが、ここではあえてPTAと書きます)への関わり方を通して得られた、「参加してもらえるPTA」に向けての考え方や工夫が書かれた本です。

    やはり肝になるのは、「何のため」「誰のため」の活動か、というところですね。
    そこさえ間違わなければ、PTA活動は成り立つことを、改めて感じました。

    0
    2016年03月11日
  • PTA、やらなきゃダメですか?(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    考えを行動に移す過程に共感と感嘆。タイトル、そして帯(子どもは「人質」、親は「奴隷」!?)は煽っているものの、中身は取材と記録に基づいた確固たる筆致。PTA活動に地域差や温度差があるとはいえ、その考えは再読して噛み砕きたい。

    0
    2016年03月01日
  • PTA、やらなきゃダメですか?(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    自身が役員を引き受けることにしたので読んだ本。
    こんなふうにPTAが変われば、大人も子どもも地域もハッピーになると思った。変わるための努力、熱量、行動力に脱帽!

    0
    2024年02月26日

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