【感想・ネタバレ】ぼくが医者をやめた理由のレビュー

あらすじ

病気とは? 医者とは? 人間とは? こうした根本的な疑問を抱きつつも、“立派なお医者さん”目指して奮闘していた著者が、なぜ医者をやめたのか?同僚の医師・看護士との親交と軋轢、病院システムの問題点、さまざまな症状や生活背景を抱えて病院を訪れる患者の姿、笑うに笑えぬ治療での失敗談……。実体験にもとづくエピソードの数々を、真摯かつユーモアたっぷりに描いて、医療、そして生と死について再考を促すベストセラー・エッセイ!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

医者を10年で辞めた著者による医者の仕事の本音が書かれていました。お医者さんは病気を治すすごい職業、やりがいがあって誇れる仕事とかいろんないいイメージがあったけど、いい意味でそれが少し覆る本でした。お医者さんも血が苦手だったり、毎日激務で患者に向き合うことができなくなったり、看護師さんに腕を試されたりいろんなお医者さんがいるのだと思いました。医学をいきなり勉強する仕組みが今の日本の大学システムなので、視野が狭くなりがちになるのではと思いました。アメリカは4年間リベラルアーツを学んだ上で大学院で医学を学ぶので、そっちのほうが人間的にも幅があるお医者さんが増えそうだなと思います。

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2020年06月06日

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