あらすじ
【何かやらかしそうな天賀井新部長就任! そして真木君は異界“蓬莱”へ。帰ってくるのは60年後…!!】
郷土史維持管理部に、何かやらかしそうな天賀井新部長就任! 600年も前から続く化け物への強い信仰という枷から常井市を解放するために、天賀井さんにも活躍のチャンスが到来…!! 問題が解決すれば、またそれが問題を連れてくる。そして物語は大団円へ。
(C)2017 Kyo Shirodaira (C)2017 Eita Mizuno
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Posted by ブクログ
最終巻ということを大々的に謳っていたから、そういうつもりで読んでしまった。
ただ、物語的には前巻までで概ねまとまっているので、大きな進展はなく、読者もこの世界観を理解した前提の小ネタエピソードを盛ってみた感じ。
・・・
つつがなく物語は完結したわけではあるけれど、一読者視点から沢山の謎が残されているように感じる。
絶対何かの伏線と気を回していたのに、特に何事もなく終わってしまった部分が多い気がする。
路線変更云々あったようでもあるし、短い予定ながらもう少し引っ張れる内容が削られてしまったものなのかしら。
天賀井さんもそれほど普通じゃなかったし。
イマイチ
登場人物達が納得した終わり方なので一応めでたしめでたしではありますが、読んでる人の大半は恐らく首をかしげるか、本当にこれでめでたしなの?っと思うかと思います。
前に作者が真木君と天賀井さんが恋愛関係になることは無いみたなこと言っていた理由も納得。恋人どころか最後は戸籍上おばあちゃんと孫とか流石に読んでて茫然としました。
西陣先生の孫娘が高校生なので真木君にどう?ってくだりもヒドイですね...元カノまでおばあちゃんとか流石に笑えない...
ひとまずこれで作品は終わりですが読み終わったあと、物足りない感が半端ないです。