【感想・ネタバレ】魚のようにのレビュー

あらすじ

ある日、高校生の姉が家を出た。僕は出来の悪い弟でいつも姉に魅かれていた。バラバラになった家族を捨てて僕も、水際を歩きながら考える。姉と君子さんの危うい友情と、彼女が選んだ人生について……。危うさと痛みに満ちた青春を17歳ならではの感性でまぶしく描く坊っちゃん文学賞受賞作(「魚のように」)。ほか、家庭に居場所のないふたりの少女の孤独に迫る短編「花盗人」を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『きみはいい子』が面白かったので、同著者のデビュー作を。
まだ2冊しか読んでないが、どちらも親の呪いがテーマなので、この人はそういう作風なのだろうか。
『きみはいい子』はまだストーリー性があり、エンタメ作品に昇華されていたが、こっちはもっと純文学っぽく、よく分からない部分も多い。
二篇とも、親に愛される姉を持つ弟妹の話。
二つ目の「花盗人」は、ラスト2ページの急展開に驚愕した。
闇が深い。

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2018年04月11日

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