【感想・ネタバレ】僕は何度でも、きみに初めての恋をする。のレビュー

あらすじ

両親の不仲に悩む高1女子のセイは、ある日、カメラを構えた少年ハナに写真を撮られる。優しく不思議な雰囲気のハナに惹かれ、以来セイは毎日のように会いに行くが、実は彼の記憶が1日しかもたないことを知る――。それぞれが抱える痛みや苦しみを分かち合っていくふたり。しかし、逃れられない過酷な現実が待ち受けていて…。優しさに満ち溢れたストーリーに涙が止まらない!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

結末が悲しいはずなのだが私にはあまり悲しい結末には感じられなかった。
だが割とやりきれない感はあった。
星ちゃんの記憶まで無くさなくていいんじゃ無いかなぁ
と思ったが
ハナの展開の山場なので仕方ないところではある。

中盤あたりから涙が止まらなかった。
今まで読んだ作品の中で1番泣いた。
自然とポロポロ流れてきて気づいたら号泣してるような感覚。

私の中でとても好きな作品となった

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2019年07月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに恋愛小説読んだ!
普段こんなピュアピュアな青春ど真ん中の恋愛小説をなかなか読まないから、ところどころ不意打ちでキュンとしてしまった笑

1日しか記憶がもたないハナと家庭の問題に悩むセイ。
2人の出会いが2人の世界を広げて、お互いを支え合いながら成長していく姿が眩しすぎるっ

「好き」とか「愛してる」とかそういう言葉ではなくて、お互いを必要としている気持ちがじんわり伝わってくる会話や描写が多くてぽかぽかするし読みやすい作品だった。

エピローグは切なかったけど、これからも2人の未来が続いていってほしいな…と心から思える2人。

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物も魅力的でさらさらと読めて良い本だった。
ここからは個人の好みの問題だと思うが、ラストがハッピーエンドともバッドエンドとも捉えられるようでそこまで極端じゃない、読者の捉え方によって変わるような感じで、個人的にはなんだか煮え切らないようなもやもやしたもどかしさが残ってしまった。
また、セイの家庭環境が最初は酷く荒れていた割にあっさりと解決(離婚という結論にはなったが)してしまったのが少し腑に落ちなかった。
描写はとても綺麗で世界観も好きだった。

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2019年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終えた感想は個人的には好きな作品です。セイとハナ、2人の心の変化につられてどんどん読み進めてしまいました。どこか切なく、また優しい気持ちになれるステキな作品です。


内容(「BOOK」データベースより)
両親の不仲に悩む高1女子のセイは、ある日、カメラを構えた少年ハナに写真を撮られる。優しく不思議な雰囲気のハナに惹かれ、以来セイは毎日のように会いに行くが、実は彼の記憶が1日しかもたないことを知る―。それぞれが抱える痛みや苦しみを分かち合っていくふたり。しかし、逃れられない過酷な現実が待ち受けていて…。優しさに満ち溢れたストーリーに涙が止まらない!

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2019年10月12日

ネタバレ 購入済み

エピローグが納得いかない

全文を通して、ハナが常に携帯しているノートと写真の重要性を何度もアピールしていて、エンディングでは夜になっても帰宅していないだけでなくその2つを持たずに家を出ているという理由で周囲が慌てている。それなのに、エピローグでは、それらの存在が完全に無視されているというのは納得がいかない。

ハナの記憶がたった1日さえももたなくなってからの2人を表現したいという意図は分かるのので、どうにか自分の中で理由付けをしようとしたしたが、カメラを携帯しているところから3点セットになっているあとの2つを携帯するのを忘れていると考えるには無理がある。いっそのこと、エピローグがなかった方が感動のまま本を閉じることができて、その後の2人に関しては読者が各々想像を膨らませて楽しめたのではないだろうか。

どうしてもエピローグを入れなければならないのであれば、2人の暗黙の待ち合わせ場所となっている公園でハナがノートと写真を広げているところにセイがやって来て、「また見てる~!忘れてもいいって言ったでしょ!」と明るく言った後で、「ほら行こう!}とハナの手を引いて駆け出す的な方が(ありきたりかもしれないが)作為的でなくかつ2人の楽しそうな様子が表現できて良かったのではないか。作者が「カメラをカシャッ」から2人の物語が始まったから、「カメラをカシャ」で2人の物語を終えたいと思ってしまうのは共感できるところがあるが、力技でそういう型にはめようとしたのは失敗としか思えない。もっとノートと写真の存在にこだわって欲しかった。非常に残念だ。

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2017年08月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

セイ
倉沢星。市立南高校一年。

ハナ
芳野葩。記憶が一日しかもたない。セイの一学年上。

三浦
セイのクラスメイト。

芳野葉
ハナの兄。

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2023年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一日しか記憶がもたないハナという青年に心ひかれたセイという少女。
消えたい、捨ててしまいたい、って思って、本当に捨ててしまってからではもう取り戻せないってことに気付く。
評判だったから読んでみたけど。自分には普通だったかな。

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2020年01月12日

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