【感想・ネタバレ】赤めだかのレビュー

あらすじ

17歳で天才落語家・立川談志に入門。
両親の反対により新聞配達をしながら、「上の者が白いと云えば黒いもんでも白い」世界での落語家前座修業が始まる。
三日遅れの弟弟子は半年で廃業。なぜか築地市場で修業を命じられ、一門の新年会では兄弟子たちがトランプ博打を開帳し、談志のお供でハワイに行けばオネーサンに追いかけられる……。
様々なドタバタ、試練を乗り越え、談春は仲間とともに二ツ目昇進を目指す!

テレビドラマ『下町ロケット』(TBS系)などで俳優としても活躍、「今、最もチケットの取れない落語家」の異名を持つ立川談春のオリジンがここに!

<2008年講談社エッセイ賞受賞作品>

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

でもな努力して皆偉くなるんなら誰も苦労しない。
努力したけど偉くならないから寄席に来ているんだ。「落語とは人間の業の肯定である」
立川流は一家ではなく研究所である
なんの確約もない言葉でも、人間はすがりつく時がある
今後は自分達のために毎日を生きろ
噺家は皆異口同音に、真打より二つ目になれた時の方が嬉しかった、という
相場の神様は、人を出し抜く、ずるさを主とした才能は許さないですよ

0
2025年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジーンと泣いちゃった。

談春さんの青春物語から。
お家元談志の生きざま…関係。
志らくさん、との、友情で、いーかな⁉︎

大きくならない金魚を赤めだかと、呼んで。
談志カレーも面白かった。
〜シチューの残りだ。これからカレーにする。〜
ラッキョと柴漬。チーズケーキ⁉︎
納豆のタレ、黒豆、トウバンジャンにオイスターソース…

競艇選手を目指し競艇場に通い⁉︎
ヒゲを描いていた少年が。
談志の芝浜を。

談志の言葉は沁みます。

包丁。聴きたい‼︎
あと、芝浜。文七元結。富久。紺屋高尾。

そして、除夜の雪。

0
2018年07月03日

「エッセイ・紀行」ランキング