【感想・ネタバレ】くるおしく君を想うのレビュー

あらすじ

憧れていたあの人が想うのは兄。弟の自分は疎まれていた――死を願われるほどに。その哀しい記憶から十三年、航希は兄の采登が失踪したことで焦がれていた男・莉一と再会する。采登の借金を肩代わりするという莉一は、その代償として自分が愛した采登の代用品になることを航希に求めた。甘い言葉も優しい愛撫も、自分へのものじゃない。抱かれるたび傷つきながらも、莉一への想いは今なお降り積もる…。狂おしくて甘い、危うい愛。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は新書版の「兄は莉一のことをなんとも思ってなかった」ヴァージョンのが好きなんですが、
新装版文庫の「兄は兄で莉一に片思いしてた」バージョンのが、
弟への嫌がらせのこととかいろいろと収まりがよくなるから
加筆修正して作品としての完成度があがったと思う。
それでもやっぱりラストの真相暴露シーンは唐突に感じられるけど。

今新たに弟を見て恋に堕ちる話でもよかったなー。
でも「実は……」の真相を明かさないと、タイトルにならないし。
互いに互いが「くるおしく君を想う」っていた話で、大好き。
今ごろ気づいたけど、朝南さんの表紙イラスト、
「ガラス窓のこっち側の2人」を描いているんですね。素敵素敵素敵!!!!

0
2012年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

身代わり受け!身代わり!受(弟)→攻→兄です!
かなり切なくて思わずほろりとする場面がいくつか。
攻めに身代わりをしろと言われて反発して、
だけど脅すされる形で自分を差し出す受け。
もう健気過ぎて泣けます・・・。
心は自分にはないとわかっているのにね、もう。
エロはいい感じでカテーテルとかSMチック(?)なことも。
色々とすれ違いが解決し最後はハッピーエンドです。
そして受けの兄…結局最後まで好きになれなかった。

0
2011年03月19日

「BL小説」ランキング