【感想・ネタバレ】ヒトはこうして増えてきた―20万年の人口変遷史―のレビュー

あらすじ

20万年前、アフリカで誕生したわれわれは穏やかに増えていくが、つい最近、突然の増加をみた。農耕が始まった約1万年前のわずか500万人が、文明が成立し始めた5500年前には1000万、265年前の産業革命で7億2000万となり、2015年には72億人に。そしてこの先どう推移するのか? 人口という切り口で人類史を眺めた新しいグローバルヒストリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

江戸時代の講義を受けていた最中だったので江戸時代の人口の増減について知りたくてこの本を手にした。地球規模の人口の増減史をわかりやすく述べてくれている。
文明が一次産業から二次産業に移りそれが定着するとどの国も出世率より死亡率が上回るようになることがよくわかった。少子高齢化は女性の晩婚高学歴化だけが原因ではなかったのだ。どうも産業が進むと教育を受ける期間が長くなりしかも教育費にお金がかかるため自然と出生率が抑制されていくらしい。政府のお役人にも読んでほしい本。

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2016年03月21日

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