【感想・ネタバレ】図解 テレビに学ぶ 中学生にもわかるように伝える技術のレビュー

あらすじ

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※本書は2010年刊『プレゼンはテレビに学べ!』を図解版として加筆・再編集・改題したものです。

究極の「伝える技術」はテレビに学べ!

テレビの手法で、TVキャスターのように、
物事をわかりやすく人に伝えることができる!


ひとつの番組の中に「?」(疑問)が3つあると、その先は視聴者に見てもらえません。
知らない人にも分かるように“伝える工夫”をこらしているのがテレビです。
ですから、テレビはほかのメディアにはないスピードと、ズバ抜けたプレゼンテーション力を持っています。

「テレビだとここで図解するから一瞬で伝わるのに」
「テレビなら実物を見せて、誰にでも分かるようにするだろうな」
「テレビではもっと短い言葉で引きつけるはず」

「伝える技術」を磨くためのヒントが、毎日、テレビにこれだけ映しだされているにもかかわらず、それをマネしてみる人はほとんどいないようです。
だからこそ、チャンスです。一度やってみたら、あなたのプレゼンは劇的に変化するはずです。

テレビの視聴率は10%で視聴者は約1000万人。1000万という人を瞬時に引きつけるテレビのテクニックについて、皆さんが必ず見たことがある例を交えながら、日々の仕事やコミュニケーションへの応用方法を紹介していきます。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

プレゼンテーション技術についての解説本。

テレビを題材として以下に注目を集めるかという切り口となっている。
箇条書きは3つまで、テロップは16文字以内、マグネットボード、めくりフリップ、煽りタイトル、のような内容。

すべて簡潔に説明されているのでプレゼン準備の際にぱっと見ることが出来るので
役に立つのではないか。

Youtube動画の編集の指針としても役に立つのではないか。

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2022年03月27日

Posted by ブクログ

テレビでの伝え方のテクニックだが、講師業のためになる。
図解や記号を使い、文字数を減らし、わかりやすい工夫が必要。

0
2021年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 その分かりやす過ぎる表紙と題名から、つい書店で手に取って購入してしまいました。
 結論から言うと、なかなか参考になったのですが、表紙の印象に反し、プレゼン上級者向けの本であると感じました。

 この本では、多くの『伝わる』技術を披露しています。中高生でもパワホを使う昨今であっても、掲載された技は大なり小なりの価値を持っていると感じました。プレゼン資料にどの程度の時間をかけられるかは、上司の要求や与えられた時間、そして自らの納得感からそれぞれ異なるとは思いますが、兎に角使える技術が多いと感じました。

 個人的になるほどと思ったのは、
Part02-06『パソコンで変換ミスになる言葉は”聞き間違えやすい”同音異義語。』~アナウンサーはこうした言葉は意図的に読み替えるそうです。これは私も気をつけたい。
 Part04-22『テロップが16字までしか使われない理由』~経験上これ以上の文字は知覚しづらいそうです。ということでプレゼンもこれに倣う方が断然伝わりやすくなるはずです。

 その他、Part06-35『本番でゼッタイ失敗しないために、ひたすら練習する』、Part06-37『想定すべてのケースに対策を準備しておく』等は、プレゼンに限らず仕事一般においても非常に大切な心得であると思います。


 さてこのような使えるテクニック満載な本ですが、使い方を間違えると逆に非常に危険であると感じました。

 先ず第一にテレビは一般的に浅薄・軽薄なイメージがありますので、そのテクニックは使用法を間違えるとビジネスシーンではふざけているように感じられるリスクがあります。

 次に、伝える内容を十分に煮詰めることをせずにプレゼンテーションそのものにこだわると非常に上辺だけのプレゼンになってしまう恐れがあります。
個人的にもしばしば感じることとして、多くの社内プレゼンで、『で、結局何なの?』という感想しか出ないような、メッセージが不明瞭な要約プレゼンが結構多いのです(要約ももちろん意義深いものではありますが)。ですので、何を伝えようとしているのかをもっと煮詰めるような促しが作中にあればもっと良い内容になったかなと少し感じました。

 故に思うのは、伝えたいことが充分明確な人が、より良く理解してもらうためにテクを磨けばこの本のパフォーマンスはマックスになるのだと思いました。

・・・

 プレゼンは何度やってもなかなか難しいですね。慣れたつもりでもまだまだ向上の余地があったりします。ビジネスマンのみならず、学生さんや、結婚披露宴の余興などでも、取り入れればより伝わるテクニックが多く掲載されております。一見表紙は何か軽いのですが、でも内容は確かになるほどと思えるテクニックで満たされています。

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2021年06月09日

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